コホッ! コホッ!

パンが喉の奥に詰まって咳が止まりません(*_*)

「最近時々こんなになるがよね~」と私(≧∇≦)

「歳よ、歳! 私もよくあるちや、アハハハ」と慰めともなんとも言えない励ましをもらって(笑)

続けて彼女が言ったのは

「そんな時、こどもから『お母さん、ちゃんとゆっくり食べないかんで!とか 慌てたらいかん』と言われるがよ。そんなに言うて育てたきやろうかね~」

何気ない彼女の言葉に

『育てたように育つ』

児童精神科医の佐々木正美先生の言葉がふと浮かん出来ました


西宮市での佐々木先生の講演会の冒頭のお話を思い出していました



昼食時、パチンという音が聞こえたので音のする方を見たんです

それは、お母さんが生後8ヶ月くらいの赤ちゃんを叩いた音だったんですね

でも、赤ちゃんは泣かなかったんです

きっといつも叩かれているんでしょう


↑きっとそうだろうなということは私も想像できました

ところが、そのあとのお話に驚いてしまったんです



親は必ず年老いて行きます

(うんうん)←心の声
にひひ
また、赤ちゃんは、大人になります

(そりゃそうだ)
べーっだ!
そして、このお母さんが、年老いた時に今したことを
大人になったこの赤ちゃんにされることになります
(え~⁉︎)目

間違いありません
(頭の中が真っ白)


でも、なんか急に腑に落ちてきて、

あの人、この人の顔が浮かんできたのです



大人しくて優しい子どもだったのに、年老いた親を怒鳴るようになった人

良い子で聞き分けが良かったのに、今はこれでもかというほど毎日親に説教に行っている人

可愛くて気立てがよかったはずなのに、親に暴言を吐いてしまう人

一方で、若い頃は勝手気ままだったのに、今は同居して熱心に親御さんのお世話をしている人

そういうことだったのね!


前半、親がちゃんと向き合ってくれて、子どもの勝手気ままを受け入れてくれてたら

ちゃんとお返ししてる。


反対に、親が厳しくて、親の望むことをさせられていた子は、

今度は、親に厳しく、子どもにしたことをされる


これって


因果応報

ってことじゃない?


その言葉がピッタリだと感じました


こういう違いが出てくるのは、幼い頃からの親との関わりの結果だとは

私にとって衝撃的な話でした。


それまでは目の前の現象を、ただそうなんだとしか見れていませんでしたから


学んでいく中で


幼少期の親、特に母親との関係が、こどもさんの人格形成に大きな影響を与える


これは発達心理学のジャンルでは周知の事実らしいけれど、


私が子育てをしている時は誰からもそんな大事なことを


教えてもらえていませんでした


反対に


こどもは、勝手に育つものよ


ただ、それだけでした


つけあがらんように、、あまやかされんぞね


これが、暗黙の子育ての法則だと思っていたんですね



子育てをしながら働くようになった私は、

忙しさもあったし、

ちゃんとさせなきゃという思いもあったし、

早く自立してもらいたかったし、

精神的に支えてもらえる環境もなかったし

一人で頑張らないと!モードに突入して行き、

よかれと思って

こどもにどんどん厳しくなって行きました。


『育てたように育つ』


厳しいお母さんの 子どもは

どんな風に育って行くのでしょうか?

今日は、ここまで


今日も一日優しさで包まれますように💗


やべってボンバ~🔥