BLです

ご注意ください


ひとつ前にもう1つのLAST
まーくんバージョンがあります。
もし宜しければそちらもご覧下さい♡









あれから

少しだけ月日が経った





「ぅ・・・・・んっ・・・」


さむっ

身体が中途半端に布団から出ていたせいで
思わず身震いして目が覚める。


目の前には端正な顔の男の寝顔


わ、珍しい
先に起きちゃった・・・


いつも目が覚めると
俺よりも先に起きてる事ばっかで
寝顔を拝める事も少ない。

貴重な寝顔をマジマジと見ていれば
長い睫毛が揺れて、目を覚ました。


あーー…もっと見てたかったなぁ


てか、
・・・・・今日は、どっち?



伺うように覗き込んだ。

寝惚けていた視線がやっと合うと
俺を捉えた瞳はゆっくり三日月の形になって

そして・・・・・


「カズ、早いね」


あ、雅紀かな?


「おはよ、雅紀?」


「クフフ…そうだょ」


「お、当たった
  だいぶ 確率上がってきた」


「お利口さんだね」


「おいっ馬鹿にしてんな?」


「してないょ(笑)
  でも、嬉しいからご褒美あげる」


「わっ////////ちょっ!いらないしっ
  やだ!もぅ無理!!
  昨日何回シたと思ってんだよ?!」


「それは、マサキだよ」


「まーくんも雅紀も!
 いつもいつも勝手に入れ替わって
 好き勝手すんじゃん!やめろ!!」


「・・・・・・・」


「あれ?なんだょ…?黙んなよ」


「幸せ・・・噛み締めてるんだ」


「幸せ?」


「また、こうやって朝起きたら
  カズが傍に居てくれる・・・良かった」


「う////// うん・・・そか…」


「雅紀って、呼んでくれるのも嬉しい」


「…////////」


「カズ・・・」


「・・・///////んっ」


雅紀は
いつも蕩けてしまいそうに甘い

恥ずかしすぎて
いつも何も言い返せなくなるから

いつの間にか、雅紀のペースにハマって…


「ンンっ・・・ッア・・」


すぐに流されてしまう。

でも
そうなると必ず・・・


「まーーた!
  カズは雅紀に流され過ぎ!」


そう怒って出てくる男に
いつもお仕置きだと言わんばかりに
また、めちゃくちゃにされて


俺・・・・
体がいくつあっても足りないかも・・・



しっかりしてて、優しくて
でも、ちょっと強引な雅紀と

ちょっと抜けてて、明るくて
でも、やっぱり強引なまーくん


上手く、共存して
俺の事を 愛してくれる


どちらも俺の大好きな人


でも、2人から愛されるって

結構大変だ



「まさ、きぃ・・・・ダメッ…ンッ 」


「今はまーくんだょ♡」


「まったっ・・・もぉっ・・・」



俺を翻弄するだけして
2人で楽しんでやがるからタチが悪い


それでも

そんな2人が堪らなく好きで


惚れた弱み?


それとも

俺も、この生活を
結構楽しんでるのかもしれない・・・



かけがえのないものがある幸せ


それが倍になる毎日


今日も、2人から沢山の愛を・・・



「ねぇ、カズ?」


「ん?」


「俺もあの星空の下で
  カズと、愛し合いたい」


「は?////////」


「あいつばっかズルいよ
  あの時、物凄く嫉妬した・・・」


「・・・真冬に心中する気?」


「んーー…じゃあ、今は
  家で沢山カズと愛し合うよ」


「//////////ばか・・・・ヒァッ・・・」



有り余る程の愛で

俺を包み込んでくれる




「カーズっ
  まーくんも一緒に混ぜてよね!」




俺・・・近いうちに

絶対、身体壊れる・・・・










♡雅紀×カズ Happy END♡

最後まで読んでくださりありがとうございました!
あとがきもあるのでよろしくお願いします♡