BLです


ご注意ください










なんだかんだ言ってもね

大勢の旅行は
やっぱり楽しいよ、楽しい!

いつもと違う土地でも
変わらず、ふざけて、笑って

みんなのテンションも上がるよね



「これ食べてみ?
  絶対好きやから!」

「おまえ、さっきから焼き鳥ばっかやん
  ココ来たら海の幸やろ?アホやなぁ」

「はぁー?
  おまえこそアホのひとつ覚えみたいに
  串もんばっか食うとるやないか!
  いや、その前になぁ…俺、先輩やぞっ」


楽しい・・・・


「ちょっとさ
  2人とも喧嘩ばっか!」

「ニノ、これ美味いから食うてみ」

「俺、貝食べられないからいらない」

「お、じゃあ焼き鳥食う?」

「うん、それなら食べれる」

「そやんなー!やっぱりこっちやろ」

「こいつはいっつも偏食なんや!」

「うっさいわー
  も少し大人しく食えんのかいな」


たのしく・・・・

・・・・・・・・・。


「なぁなぁ、後でみんなで大浴場行くやろ?」

「そりゃもぉ
  ココまで来たら裸の付き合いせなー」

「え?ニノ大丈夫なんか?」

「なんで?」

「そやかて おまえっ
  女の子みたいな顔して!」


「・・・・はあ?」


「カズ、ちゃんとタオル巻いて入れよ」

「潤くんまで 何心配してんの・・・」


楽しいけど・・・さ・・・


「おまえらマヂでうるさい!!」
  
 
「お、雅紀君はどないしたん?
  せっかくのご馳走を前にして
  ご機嫌ななめやんー」


確かにね

しょうちゃんが誘ってくれたのは
絶対に学生の俺達だけじゃ泊まれないような
立派な旅館だった。

料理は、良く食う俺達に合わせて
豪華なビュッフェにしてくれて

温泉だって凄く期待出来るけどさ・・・


「ぶっ!くっふふふふふふ…」


「ちょっと…
  しょうちゃん何笑ってんの!」

「ごめんごめん、なんでもない(笑)」


とにかく関西人達がうるさいんだよ…

聞けば、お互いに存在だけ認識してて
こうやって話すのは初めてだったようで

母親同士は仲が良いらしく


「おーー!まさかの横山さんちの息子?」

「あー、おかんからは聞いてたでぇ」


初対面でも、意気投合した2人は
コンビのように場を盛り上げてくれた。

いつもなら
ただ笑って、その場を楽しむのに

なんだか騒ぐ気分になれないのは
やっぱり、変な緊張感があるからなのか?

勝負の前は完璧に楽しめないというか…


あと、なんかさ…
みんなして
カズの事可愛がり過ぎじゃない?


つまんない嫉妬まで腹の中を歪ませた。


「じゃあ、風呂の前に
  部屋割りなんだけどさー」


のんびりと話し出すしょうちゃんの言葉に
ドキッとした。

部屋割り…
そんなワードまでドキドキさせる。


「全部二人部屋しか用意出来なくて
  大きい部屋にサブベッド入れて貰ったから
  3組に分かれる感じね?俺と智君とー…」


「櫻井先輩」


「ん?ニノ、どうした?」


「俺とまーくん、同じ部屋にして」


・・・・えっ////////(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ △ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)


「お!おぉ、勿論そのつもりー♪」


カズ君ったら、大胆!?


無表情でカードキーを受け取るカズに
周りはポカンとしてたけど
俺は今のでテンションが相当上がる。


え?ええ??
まさか・・・カズもそのつもりでいる?!

俺との初夜・・・覚悟してた、とか?



「俺もカズと一緒が良かった…」

「アホか。野暮なこと言うなや
  せっかく旅行来たんやで?
  もちろん今夜は2人で…ムフフやろ?」

「・・・それを、阻止したいんだょ」

「おまえはいつまでも諦めの悪い男やのぉ」

「やだ/////
  なんか俺までムラムラしてくるぅー」

「やめろや!きしょいのぉー」

「おい、そこは乗っかって
  歓楽街でも繰り出してナンパやろ」

「彼女が泣くからいやや」

「おっま!生意気に彼女おるんかい!」

「まぁなぁ」

「くっそーーー
  その余裕がムカつく」


好き勝手話してる奴らも
何も気にならない。


どうしよ///////

また緊張感が増して
なんだか、胸が苦しい・・・・


「まーくん、苦しい?」

「えっ!え?なんで?!」


カズって
俺のこと全てお見通しなの?!

見透かされてるような問いに
更に胸の鼓動は高鳴っていく。


「呼吸が荒くなってる」

「そっ、そそそそう?!」

「ちょっと薬飲んでおく?」


・・・へ?

あれ?いま、なんて言った?


「・・・くすり?」


「まだ軽そうだけど
  前もって飲んだ方がいいよ
  あ、テープもあるから後で貼ろう」


淡々と話しながら
薬を用意するカズにハテナだらけだ。


「相葉ちゃん、どうかした?」

「大ちゃん、俺ら先に部屋行くわ
  お風呂も様子みて入るから
  みんなは先に入ってていいよ」

「雅紀、具合悪いの?」

「ちょっと喘息の症状出てる」

「え!!」

「おまえ、気がついてないけど
  昔の症状が少し出てる…治っててもね
  環境変わったりすると出ちゃうんだって」

「うそ・・・気が付かなかった」

「おばさんに頼まれて
  一応持って来といてよかった」


小さい頃
俺は喘息持ちだった。


俺が辛くなると、カズが泣くから
なんとか治そうと水泳に通ったり
頑張って治したつもりでいたんだけど


「かぁちゃん、俺になんも言ってないよ?」


「多分、お前聞かないだろ?
  俺が一緒だから代わりに託されたの」


驚き過ぎて
言われるままに出された薬を飲んだ。

それを見て満足そうに
安堵した顔で笑うカズに


また、心拍数が上がった。



///////////なに、もぅ・・・・

この、たまらない感じ//////////



「いい嫁さんやなぁ〜」


ほんと、それ

横から聞こえてくる感嘆の声も
何もかも全部無視して 抱き締めたくなる。


「もー//// ほんとお前らうるさいよ
  少し休んだらまた合流するから」


「いい、いいっ
  後はご両人でゆっくりとしてくれたまえ」


「そうそう、明日もあるし
  今夜はゆっくりして回復させてやって」


「うん、分かった」



どうしよう・・・


好きが、止まらないよ・・・・














☆━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
Painの反動が激しい
関西コンビに表れてる(爆)