【ムーンライト】
"ニノは月かな?''
真っ暗で見えない夜道
道に迷ってもこっちだよって
明るく照らしてくれる
進むべき道をね
優しく照らしてくれる月
昔、おまえは太陽みたいなヤツだね
って言ったら返ってきた言葉
それが今の俺の支えになってんの
知らないだろ?
俺はずっと
おまえの月で居たい
例え太陽と月が
昼と夜で
違う時間(トキ)にしか
存在する事は出来なくても・・・
もしも
これから 会えなくなったって
それでも俺は 想い続ける
きっと、ずっと・・・・・
でも
時は残酷だから
その大切な気持ち
記憶さえも薄れさせる
そりゃ・・・都合の悪い事なら
忘れられるもんなら忘れたいって思う
それでも
思い出は ふとしたキッカケで
眠っていたはずの場所から
呼び起こされる
こんな風に
思い出の品なんて見つけてしまったら
尚更だ・・・・
いつまでも 忘れられない気持ちは
俺の中で燻り続けて
消えて無くならないだろう
ううん・・・・
消えたりなんてしないでいい・・・
お願いだから
土に還るまで ずっと
俺の傍に居て欲しい・・・・
「でもそれってもしもの話だろ?」
「もしもだから・・・・」
これからもずっと
君が星の輝きのような瞳で見つめて
寄り添ってくれるなら
今夜、月の光の中で
俺は 愛の歌を歌うよ
「結局・・・・何しに来たの?」
「来て欲しかったくせに」
「・・・・・・入りたいなら入れば?」
太陽は星になり夜も輝く
今夜、月の光の中
夢見心地にさせるから
「ねぇ、隠さないで俺に言えよ」
「・・・・・なんのこと?」
''隠されてる方が、残酷なんだよ"
全てを知りたいと思う
誰よりも知っているはずなのに
誰よりも寄り添いたいんだ
怖がる君を 優しく
包み込みたい
あの
月明かりのように
