BLです
ご注意ください
S視点
なんの流れで こうなったんだ?
こんなメンツで飲むことなんて滅多に無いのに 今 テーブルを囲んで ニノと向かいあって酒を飲んでる
台所では 潤と相葉くんが あーだこーだ言いながら 食べ物の準備をしてる
「ニノは手伝わねーの?」
「翔さんが 手伝えば?」
「俺がいっても 意味ねーし・・・」
「あーいうのは まぁくんに
任しておけばいいんだょ」
まるで 当たり前かのように
先に 酒に 口をつける
そういう所は俺らカップルとは違って何だかんだ面白い
「翔さんお待たせーー」
「かずぅ 出来たよー」
咄嗟の割には 十分な酒のつまみが並んだ
じゃー とりあえず乾杯乾杯と 飲みかけのグラスを チラチラと振るから
「カズ もう飲んでんじゃん」って 相葉くんに突っ込まれる
「翔さん はいっ!」って 新しいグラスを渡されそれを受け取る
ほんとに できた嫁とは こいつの事だけど、時々真面目すぎて それを崩したくなる衝動には駆られるし
無邪気に笑われれば 啼 かせたくもなるのは
俺が おかしいからなのか?
甲斐甲斐しく世話を焼かれ飲む酒は 上手くって
減れば足されるし あれ食べたいなと思えば 皿に乗るから どんどん酒も進む
いや 普通にねやっぱり好きな奴と一緒に飲む酒は上手いんだょ だから テンションも 自然とあがった
「しょーちゃん 面白いねぇ?」と コロコロ笑うニノは既に 酔っ払っていて 相葉くんに撓垂れ掛かる
いつも思うけど ちょっと羨ましい
ニノは相葉くんに甘えることを隠さない
ふふん 可愛いだろ?俺のカズはぁ みたいに出されると 羨ましいと思うからこそ 少しムカついて
「まぁ想像つくけどね? 」なんて イヤミを言ってしまった
相葉くんの眉毛が ピクリと動くから、まずいと思うが そのまずい~は 俺が思ったのとは違って
え?
っと思った瞬間に もう 唇を重ねていた
とろんとした ニノを腕の中に抱いて ドヤ顔の相葉くん
まぁ確かにね?可愛いけどね?
でも こっちの奴も それ以上の可愛さを持ってるんだけど・・・
そりゃー 2人の時にしか出さない
ニノみたいに ところ構わずすき放題に出すわけじゃないからこそそれが もっと可愛いんだけど
そこまで ドヤ顔されたら こっちだって見せたくなるのご 男の心情・・・
見せてやろうじゃんっと 潤に そっと迫った
「ちょっ ちょっと 待ってよ」と 逃げ腰になられるがグイグイ 迫ってく
『ニノ~』と 助けを求めるものの
既に ウトウトしてるニノは 気付かないし
でも 腕の中に恋人を完全に包み込み
白い肌に手をすべらせながら 勝ち誇った様に
相葉くんが俺を見るから 負けらんねーって思う
「俺のこと 好きだょな?」と 上から言う
潤は こうやって 攻 められるのが嫌いじゃないことを俺は知ってるから
重ねた 唇を 速攻割って咥 内 を荒 らしてくと
躊躇してた 舌 から力が抜ける
捉えてしまえばこっちのもの と 思った瞬間に
ぐいっと 押し返される
「うひゃひゃひゃ」と 相葉くんの笑い声が部屋に響く
そりゃ当たり前じゃね?こっちはそっちみたいに非力なちっこい塊じゃねーんだ・・・
俺より鍛えてるし力はあるし・・・・
相葉くんみたいに力でねじ伏せたりは出来ないわけで、だからこそ 必要なのはテクニック
俺は それで 愛しい人を従順にさせられるって
弱い耳にねとっと 舌 を這 わして
低い声で 囁けば抵抗していた力が 抜ける
俺のさじ加減で 従順な可愛い子が出来上がるんだょ
それは見てれば相葉くんにも分かるんだろう
そもすれば力づくでも俺を押し返せる潤が 俺の
テクニックに 落ちていく
「かずぅ~ おきてぇ~」と 声をかけるものの
眠気眼のニノは うつらうつらの返答
ふっ 俺の勝ちだなと思ったら
「おしおきしちゃうょ~」とか 訳の分からない
思考回路で うつらうつらのニノの身体を 撫 で回し あっという間に 作り上げる
ニノは・・・ 今の状況を理解出来てない??
それをいい事にどんどん進めていく相葉くんの手はシャツを捲 り 乳 首 を攻 めて 卑 猥 な言葉を浴びせながら ニノを落とす
あんっ
ニノの口から エ ロ い 吐息が発せられると
覆 いかぶさった 潤の身体の 一部が ぴくっと反応するのを 俺は 見逃さなかった