BLです。

ご注意下さい。

4/27VSオープニングネタから妄想したお話です。
深夜まで番組感想が書けないので(写メ問題)
その間に勢いで書いてみました(笑)
言葉遣い間違えてるかもしれない…









ある晴れた 昼下がり


我が主人は 先程から

気分が優れぬようで

眉間に深く皺を寄せ

1人の人物を

睨み付けていらっしゃいます・・・が



坊ちゃん・・・・

この、お方はマズイです


絶対に、何があってもっ

怒らせてはいけないお方です!!




「・・・・坊ちゃん
  御顔をお戻し下さいませ」


「影山、私はいつも
  こんな顔をしているだろう?」


「いえ、普段はもっと愛らしい御顔だと」


「それじゃあ、何故戻らないのだろうなぁ?」


「そうでございますね・・・あ、坊ちゃん
ショコラなどお召し上がりになりませんか?」


「答えになってない」


「甘い物など召し上がれば
 きっと緊張も解れてまたお可愛らしい御顔に
 戻れるのでは・・・と思ったので・・・・」


ですが、いらん!と一蹴されてしまい
名案だと思ったので残念でございます・・・



「ショコラ?それは興味深いお話ですねぇ
二宮殿は、ショコラがお好きなのですか?」


先程から優しく微笑み
鎮座してらっしゃったお方が口を開けば
あぁ、また坊ちゃんの眉間に
深い皺が出来てしまいました・・・・


「主はショコラティエを雇っている程
でございまして、それはそれは・・・」


「影山!余計な事を言わなくていいっ」


「は、出過ぎた真似を」


「ショコラティエ!
  それは素晴らしいですねぇ
  実は私も甘い物には目が無くて・・・
  宜しければ是非ご相伴に預かりたい」


「・・・・・では、お召し上がりになられたら、この家から出て行って貰えるということでしょうか?」


「・・・・ふむ。それは口惜しい」


「チッ・・・何度も言いますけどねっ
  この家は私の家だ!あんたなんかには
  売らないと何度言えば分かるんだ!」


「二宮殿、私は別に
  この家が欲しいわけではない
  私が欲しいのは、キミだ」


そうです、そうなんですよ・・・

坊ちゃんにいくら言っても
理解は難しいお話をかれこれ2時間

そろそろ諦めてはどうなのかと思っていると
坊ちゃんの怒りは
頂点に達してしまったようで


「だから二宮家の全てを寄越せって事だろ?
貴族様だからっていくら何でも横暴だろーが」


「坊ちゃんお口が悪いです!
  お慎み下さいっ」


まずいです・・・
さっきからあの貴族様の
お抱え執事の目が怖いんですよ!


「ははっ、どう言えば分かってくれるだろうか・・・・・そうだ、影山と言ったか?」


「は、はい」


「今から私と二宮殿を
  2人きりにしてはくれないかな?」


「は!?やだよ!
  影っ ずっと此処にいろ」


「ですが、坊ちゃん・・・
 このままですとずっと平行線
 何も変わりませんよ?ここは1度
 言われるままにしてみては?」


それでも やだ!と拒否される
頑固な坊ちゃんに仕方なく
耳元に口を寄せると、小声で囁いた。


満足して貰えれば
  お帰りになって頂けるかもしれないですよ」


「・・・・・・・・分かった」


「おお、やっと私の気持ちが届きましたか!」


「影山、小動に貴族様の
 土産のショコラでも用意しておいて貰え」


「かしこまりました」


「山本も一緒に下がっていいぞ」


「御前様、あまり、無理はせずに」


「無理とはなんだ?」


「いえ、失礼致します」



さぁ・・・

我が主人の身の危険を
分かっていながらも
2人きりになるのを勧めた私は
 

果たして

間違っていたのか、いないのか・・・・



その答えはきっと

次にこの扉から出てきた時の

坊ちゃんの御顔次第



拝見するのが

楽しみでございますね・・・・・







 






つづく…かも?(笑)
需要があれば…いや、やる気次第かも(๑ơ ₃ ơ)〜♪