BLです。
ご注意ください。
すみませんー
対策が甘くてアク 禁 なっちゃった(笑)
全然大した事ないです(予告)













「・・・・・・は?」



犬 になる



その言葉を 飲み 込むのには
いくら時間をかけても無理そうだ。

こいつが突拍子も無いことを言うのには慣れている俺でも無理なものは無理な時だってある。


そうだ!
ココは無理して飲み込む必要はないだろう! 

一瞬で頭の中で考えを巡らせてから

睨みつけた。


「お前何言ってんの?」


呆れたように言えば ムッと口を 尖らせた。


「俺は本気だ」


マジ顔で言い放つ本気度に
思わず負けそうになる。



「・・・また良からぬ事考えやがって」



俺のそのひと言で
真剣な目からにんまり顔に戻ったこいつは

もし尻尾でも生えていたらブンブンと激しく振ってそうな位にワクワクした目に変わると



「カズ、いい?これからヒト語は禁止
  全部犬語で話すんだよ?」



更にぶっ飛んだ言葉を言い放ちやがった。



「・・・・もぅ、おまえの言ってる事を俺の脳みそが理解したくないって言ってるんだけど」


「そこをなんとか!
  カズの脳みそ頑張って!」


「頑張りたくもないわ!」


「お願い!お願いお願いお願い!」


大好きな俺のお願い、おまえなら聞いてくれるよねって顔に書いてあってどんどんムカついても来るし・・・・


「ばっかじゃねぇの?!
  んな事出来るか!!」


「くぅーーん・・・・」


「やっやめろやめろやめろ!
  なに勝手に始めてんだよ!!」


押し切る気満々の心をなんとか折らねば!
ってか、体勢が悪いっ 

このままだと 危ないっ!

近づいてくる体を押し返し
身体の距離をあけようと後退りすれば

それがいけなかった。

押し返した手を掴まれてあっという間に
目線が宙を舞い、気がつくと自分の上に 

跨 がられ 馬乗り状態になっていて



絶体絶命・・・・



「ちょっ!
  おまえ マヂふざけんなって!!」


「俺は真剣だよ?ちゃんと分かってるくせにさぁ(笑)んじゃ、スタートって言ったらもうヒト語ダメだからね?言ったら罰ゲーム!」


「やだ!やだやだやだやだ!んな事俺が出来るわけねぇのも分かってんだろ?!」
 


「・・・・・・・ダメ?」



こてんって聞こえそうな位に首を傾げて見つめられた。
犬耳まで付いてる今、視覚の威力が強過ぎる。


「んだよ・・・・もー!そんな目で見んなっ」


思わず見えないように目を手で 覆 い隠した。


「くぅん・・・・」


「/////んな声も出すな!」


このままだと完全に押し切られる!

いくらこいつのお願いに弱い俺だって
出来ない事はある。

諦めるまで絶対に見てやるもんか!


そう思って顔を隠す腕に
グッとチカラを込めた。


暫く しぃん と無言の時間が流れる。


何も言わなくなったのが気になるけど
ココで腕を外してしまえば負けだ。

でも、体も動かさずに何も発せられないと
色々不安になってくる。


てか、いつまでもこうしてる気なのか?


そう思った途端


いきなり、上 半 身が 外気に さらされて

胸 の 突 起 に 刺 激 が走った。


「んあっ」


突然 過ぎて 思わず口から 漏 れた 声


慌てて覆っていた手を外して状況を確認すると
犬耳がついた頭が見える。


体を少し持ちあげれば 俺の 乳 首を 
ペロ ペロ 舐 めているのが見えた。


それはまるで
本当の犬のような仕草で・・・・



「ちょっ!ゃめっ  まっってっ///////」



どうやら 躾 けのなってない大型犬は
静止する言葉も無視して舐 めるだけでは足りず
吸 ったり、甘 噛 みしたりどんどん刺 激 を
送ってきた。


体格差、刺 激 に 弱い 体は力が出せず

そしてなによりも

こいつに甘々な自分は・・・・・



「まぁっ・・くん・・・・ゃめっ」


「わんっ」


「わんじゃねぇっ・・・・んぁっ」


「わっふぅー♪」


「ふざっ、けんなぁっ・・・っ」



頭を押し返してもビクともしない。


どんどん 舐 められる範囲が広くなっていき

下へ下へと 下がっていくから更に慌てる。


「もぉっ ダメだから!!」


止める言葉なんてまるで意味をなさずに

既に主張 していた 中心 に 手をかけられた。


「わ。 わん♪」


楽しそうにパンツ を脱 がしていく手を止めようと掴んでも
その度に 形 取られるように 熱を なぞられて
力が入れられない。

あっという間に膝下まで 脱 がされ
最後まで 脱 がす事をしない せいで
脚の自由も 奪 われた。



「ぉい!マヂでやめろって!!」



声を荒 げてみると、やっと顔を持ち上げた
俺を見据える瞳は まだ全然 諦めてはいない。


その瞳 はもう、犬というよりも 狼


獲物を目の前にしてどう 食い ついてやろうかと
ギラギラとしていた。




それを見た瞬間


心がポッキリと


折れる 音がした・・・・・















あーあ
次、限定の可能性大…