BLです。ご注意下さい。













「えぇっっ!?」



言葉が上手く頭の中まで
入っていかない・・・・・・


待って、待って待って!

四郎は今なんて言った?


・・・・・・キスの、続き?


潤んだ 瞳が 俺をジッと見ていた。

白い肌が真っ赤に染まった頬を目立たせる。

そんな表情で見上げてくるから堪らなく可愛い・・・・・


「さぶにぃ・・・・・」


「し、しろちゃん・・・意味、分かって言ってるんだよね?」


「・・・・・俺そんな子供じゃないし」


途端にブスッとした顔に変わる四郎は
表情とは裏腹に大好きな可愛い手で
俺の服を掴み、胸に寄りかかってくる。

もぅ全てがいきなり過ぎでテンパるしかない。


「わっ///////しろちゃんっ あのっ」


「さぶにぃは・・・・俺の事が好きだからキスしてくれたんじゃないの?」   



何それ・・・・

そんな可愛い事聞かないでよ・・・・



「・・・・ぅん・・・・大好きだから・・・俺、しろちゃんにキスしちゃったんだ・・・・・・」


俺の言葉に花が綻ぶように笑った四郎は
ぎゅって抱きつくと、胸の中で小さく呟いた。


「俺も、さぶにぃが大好きだょ」


思わぬ急展開

まさかの四郎からの告白


まるで人生の幸せが全て一気に押し寄せて来たんじゃないかと思った。


「しろちゃん・・・・・」


四郎の顔が見たくなって肩を押し顔を合わせるとドキッと胸が弾んだ。


とろんとして蕩けるように
熱のこもった瞳は濡れた睫毛を瞬かせ

その扇情的な表情に

ズクンとすぐさま反応する下半身には
苦笑するしかない。



どちらともなく

見つめ合い距離を縮めていく


重なっていく唇は

期待と興奮を含み

熱く求め合うように

少々荒々しい口付けになった。



「・・・・んんっ・・・・」


「はぁ・・・・・・・っ」



今までずっと四郎に

こうしたかったんだなって

こうなって 今更 気がついた





やっと、四郎と・・・・・・


このまま・・・・・・・・・





・・・・・・・・・って、待てよ・・・・



男同士って・・・・どうやるんだ?



・・・・・女の子にするように?



え?でも入れるとしたら・・・・あれだよね?



調べてからじゃないと四郎を傷付けてしまうかもしれないって事に気が付いた。


でも、下 半身は ガッツリ と反応してしまっていて・・・・・

きっと、四郎も。



「はぁ///////・・・・・さぶに?」



絡 め合う 舌 が止まってしまった俺を

戸惑いながら不安げに見上げる四郎を見つめて


もぅ、コレしかないと思った。



「しろちゃん・・・・・
   ココ、気持ち良くなりたい?」



スッと四郎のしろちゃんを撫で上げれば


「っあ!・・・・///////」


反射的に可愛い反応が返ってきた。

やっぱりちゃんと反応して硬くなっていて
それが凄く嬉しくって



「一緒に、気持ち良くなろ」


「////////・・・・・ぅん」



そのYesを合図に

耳朶、目尻、睫毛、顎のホクロへ

1つずつキスを落としていった。


そして・・・・


擽ったそうにしている四郎の

頬に手を添えて目の前の誘惑へと

顔を近づけていくと・・・・
   





「おまえら・・・・何やってんの?」






突然聞こえた声に驚いて顔を上げると


部屋の入り口で呆然と立ち竦む



五郎がいた。













つづく