BL要素含みます。

ご注意下さい。













長い、長い・・・
いつもよりやたら長く感じた収録が終わった。


本人達はきっとあっという間だったろう。
まだ、2人で楽しそうに話してるし。


ちょっとそっちの2人に目を向けていたら
1番気になるヤツがいつの間にか
視界から居なくなっていて焦った。


あれ?!どこ行った??


探しながらも足早に楽屋へ戻ると
さっさと着替えて帰る準備をしていて…



「早いね」



なんて声をかけてやったら良いか分からず
とりあえず思ったことを話しかけた。



「あ、おつかれー」


「なぁ、カズ今日さ・・・」


「ごめん、潤君
  俺急いでるからまた今度でもいい?」


「あ、ぅん・・・・大丈夫か?」



なんだか居た堪れなくなって
やっぱり聞いてしまった。

俺の問いにピクッと反応すると
黙ってしまったカズ。

項垂れる頭に手を伸ばし
出来るだけ優しく撫でてやった。



「・・・ふふふ。なにがー?」


「頑張ってたからさ」


「みんなも頑張ってたじゃん」


「収録はね。でもそれならおまえは 
  いつもよりキレ悪かったぞ?」


「・・・・・なに?」



あーあ、無理しちゃってんじゃん


いつもより瞳の中の水分量が多いし
今にも泣きそうだと思った。


俺、1番端っこに居たからおまえのあの姿
丸見えだったんだけど・・・・




「1番はおまえだよ?」


「・・・・・知ってるし」


「でも早く帰っちゃうの?」


「潤君、何が言いたいの?」


「んーー・・・この後呑みに行く?」


「ふはっ  お誘いかよ(笑)
  ありがとう、でも、大丈夫だょ」



だってそんなに寂しそうな顔してたら
ほっとけないじゃん?


とか言ったらこいつはもっと天邪鬼になるからどうしたもんかと思っていると先にカズが口を開く。



「今日はさ、まーくんの日だったから」


「うん?」


「大親友と一緒に仕事出来た日なんだし
   あいつの楽しいとこ見て貰う回じゃん?
   俺は引っ込んでようと思っただけょ」



なんだ、ちゃんと考えてたのか

でも・・・・



「それでも抑えられなかった?」


「・・・じゃ、潤君お先ね!」


「あっ、おい!カズ!」



やっべ
地雷踏んだか?



追いかけようとして楽屋の扉を出ると
既にだいぶ先まで早足で歩いていた。



あーーもぅ・・・・
そんな早くココから出たいのかぁ



その時だった。


目の前をビュンっっ!!って
凄い勢いで走っていく何か


ビックリして良くみたら

相葉君が
ニノに向かって全速力で駆けていってた。


エレベーターに乗る手前で捕まえて
後ろから羽交い締めるように抱き締め
腕の中に大事そうに閉じ込めて

顔を真っ赤にしたニノに怒られていた。


それを見て
あーもぅ大丈夫だねって

安心して楽屋へ引っ込ん・・・・・



ぃやいやいやいやっ!
あいつらあんな場所で!!



慌ててフォローする為に走った。



まったく、世話の焼ける奴らだよ・・・













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きっと、こうだった!
と、思いたいんだな…笑

昨日のVSのニノちゃんは無理してた〜
頑張ってたけど。嫉妬宮は我慢宮だったなぁ…
あの時のニノの気持ち…なんか前に経験した事あるなぁ
って思ってみたりして(笑)
でも大好きな人が楽しそうなら、何も言えないよね。
真夜中に失礼しました。
コメの未返信はまた明日で…寝なきゃ!