BLです。ご注意下さい。
俺の予測通りなら
俺は 斗真に嵌められたのかもしれない
でも、可笑しいくらいに
不思議と 怒りよりも
哀しみのほうが 勝っていた。
なんだ、これ・・・・
結局・・・俺は あいつの事が・・・・
今日来れるなんて言ってなかったから
ビックリしたよー
斗真・・・あの、さ・・・・
ん?どした?
さっきまで、相葉さんちでご飯食べてた。
・・・・ふーん。そんで?
あいつの作る生姜焼き、超好きなの・・・
うん、良かったね
あいつ、さ・・・・・
彼女、出来たと思ったら・・・出来てなかったよ・・・・・
・・・・・・で?
もう一度、思い続ける日々を続けたぃ?
・・・・・・分かんなぃ
じゃあ、俺に決めて欲しい?
俺が、おまえを諦めるから相葉ちゃんとこ
戻りなって、言って欲しい?
そんな事、思ってない
俺はおまえを離す気持ちは無い
どうして?
っあったりまえだろ?!
俺はおまえが好きなんだよ!!
・・・・・だから
相葉さんに、女の子紹介したの?
その言葉を放つと、目を見開き驚く斗真の
顔が少しずつ変化していった。
さっきまで優しかったはずの顔が
一気に温度の下がった冷たい眼に変わり
俺をニヤリと見る。
なんだ、そこまで知られちゃってたんだ
どうしてだょ
なんで、そんな事・・・・
ニノ、俺ね?
欲しいと思ったもんはどんな手使っても
手に入れたくなるの
だから・・・・あいつを俺から
遠ざけて、俺に優しくしたの?
俺がおまえに優しいのは好きだからに
決まってんじゃん
そう言うことを聞いてんじゃねぇんだょ
でもさ、あのまま叶わない想いを
持ち続けるよりも、俺と通じあう方が
ニノにとっても良くない?
もぅ、苦しい事も無くなるんだよ?
そんな、事 聞きたくなぃ・・・・
でも、いつかは相葉ちゃんも他の子が
好きになるんだよ?
また、その時に傷付くの?
・・・・・ゃだ ・・・ゃめろ・・・
いずれ来る事なんだよ
だから、俺と一緒に居れば良いんだって!
・・・・・とぅま・・・・おれ
ムリだょ・・・・だって、俺は・・・・
まだっ・・・・!!
あっという間に押し倒されて
俺の事を見下ろす斗真は、今まで見た
どの斗真よりも怖い顔をしていて
押し付けられる唇に
無理矢理押し開かれ、その隙間から
何かを押し込められた。
やっと・・・ココまで来たんだ
あと少しだろ?あと少しでおまえは
俺のものになったのに・・・・・
そこから先の俺の記憶は・・・・・
消せるもんなら
消してしまいたい・・・・