BLです。ご注意下さい。










「なに?え?・・・・・は?

   ・・・・・・・どう言うことだよ」



一気に顔を強張らせて
怖い顔で睨まれた。



怖い顔になっちゃったなぁ
可愛い顔が台無しだ・・・・
いつもみたいに悪戯っぽい表情しながら上目遣いで可愛く笑ってよ。



「そのまんまの意味だよ?
   エロい気分になる入浴剤、相葉ちゃんと
   楽しんだんだろ?気持ち良かった?」


 
信じられない。
と、何も言わなくても顔に書いてあった。



そんなにビックリする事なんて無いのに。
ニノが気持ち良ければ良いなって
アレを相葉ちゃんに渡したんだ。
きっと、一緒に入るだろうなって思ってたから。


次の日、遅刻して一緒に来た2人を見て
あぁ・・・楽しんだんだなってすぐに分かった。


おまえの色香が半端なかったし・・・・
収録中や、楽屋でくっ付いてる時にもの凄く
良い匂いがした。


その、うなじに噛み付きたくなる衝動を抑えるのが大変だったんだぞ?



「・・・ちょっ、と・・・待ってよ・・・

   大野さん?・・・冗談、でしょ?」




あ、今の全部口に出して言っちゃってたか?
まぁ、いっか・・・
全部バレちゃったしな・・・・



目を真ん丸くして驚いているおまえが、
なんだか可愛く見えてきた。


どんな表情をしていても
全部がおいらのお気に入りの顔になる。




「ニノぉ・・・・なんかさ?
   最近、おかしぃんだよ・・・急に
   胸がぎゅっと苦しくなる事があんの。
   おいら、病気なのかな?」



「え・・・・大丈夫なの?」



「大丈夫じゃ、ないかもしんねぇ・・・」



「びょ、病院で調べてっ
    もらわ、な・・・・・・大野さん?」




ニノに近づいて腕を掴むとビクっと
体を強張らせた。


そんな怯えた目で見ないでくれよ・・・



「相葉ちゃんと、ニノがさ?
  楽しく、話してるの見るだけで・・・
  胸がぎゅっとして、痛いんだよ・・・・」




「え・・・・・なっ、んんっ!!!」




頭で考えてるんじゃない。
勝手に体が動いたんだ。




気がついたら、ニノの唇を塞いでいた。





ずっと




ずっと・・・・・





こうしたかったんだ・・・・・・・