以前、何度かこちらでも投稿しましたが、
R3年3月に、
小田原市・神奈川県・県立病院機構の三者によって、
『小田原市立病院と県立足柄上病院との連携・協力の方向性』が示されました。
その中には、「足柄上病院の分娩については、小田原市立病院に集約化を図る。」と言った旨の記載があり、各社新聞等の報道でそれを知った私は、本当に愕然としました。
つまり、上病院で、お産ができなくなるということです。
(現在は、コロナの重点医療機関ということで、産科は休止していますが。)
その後の6月議会の一般質問で、
「地域から産むところをなくさないでほしい!」という思いで、この件を取り上げて以来、
近隣自治体の思いを同じくする女性議員の仲間とも情報共有や意見交換をし、何かできることはないかと、方法を模索しています。
上病院は、県立病院であるため、各市町にできることは本当に限られていて、それどころか、きちんとした情報を得ることすら難しい中、
小田原選出の県西地域初の女性県議会議員である、佐々木 ナオミさんが、県議会で同じ会派であり、病院に係ることを所管している厚生委員会の所属であるてらさき 雄介県議をご紹介くださいました。
そして、そのてらさき県議のコーディネートにより、県の担当部署の方々にお話を伺う機会をいただき、昨日、皆で県庁まで行ってきました。
お話を伺う中で、
これまで私たちが、上病院の産科を継続するにはこのような課題があるのだろう、、、と考えていたこととは、別の課題や、この「集約する」という結論に至るまでの協議の過程などもお聞きすることができ、
これから先、私たちがどんな方法で、何を要望していけば良いのか、改めて考え直す材料を得ることができました。
私も、一緒に県庁まで行った女性議員たちも、
「地域で生む」ということが、「地域で育てる」ことにつながっていく、そのことを大切に思っていますし、
何よりも、「命の誕生」という本当に特別な瞬間を、それぞれの人やその家族が、自分たちの望む形で安心して迎えられるよう、その環境を整えたいと、強く願っています。
その方法を、
諦めることなく探し、形にしていきたいです。
※一般質問の際には、SNSにおいて、上病院での出産を経験された方の声を募ったところ、本当に短い期間で、多くの方から、上病院への思いが込められた体験やご意見などをいただきました。
ありがとうございました。
昨日も、県の職員の方々に、皆さんから寄せられた声は、しっかりとお渡ししてきました。
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