みなさんこんにちは、 Sunny Journeyのこうへいです。

今回は初投稿ということで、簡単に自己紹介させていただきます!

 

2022年4月に彼女(みずき)と軽キャンピングカー「カノア」に乗り込み、沖縄を出発して日本一周47都道府県制覇の旅をしていました。(画像はみずきと愛車のマシューちゃんです)

 

 

 

 

 

家を引き払い、YouTubeの収入で生活する旅は貧乏でした。

しかし、普段ではすることのできない様々な経験をすることができ、毎日移りゆく景色と共に、本当に充実した日々を送っていました。

 

しかし、2022年10月、高知県にいる時に彼女が体調を崩し受診、より大きな病院の方がいいということで愛媛の病院へ。

 

黄疸が出ていたため、造影剤入りのCTを取ると膵臓に影が写りました。

 

愛媛の病院で「膵臓がんの可能性あり、どちらにしても長期療養が必要となるので療養の場所を決めてその地で治療を始めることを勧めます」と診断されました。

 

この時点ではお医者様も

 

「画像的には普通に考えれば膵臓がんだが、年齢(32歳)を考えると膵臓がんとは言い切れない。」

 

とおっしゃっていましたが、癌かもしれないということで旅を中断。

 

彼女の実家がある北海道で療養することに決めました。

 

愛媛から関空まで走り、彼女はそのまま飛行機で北海道へ。

僕は軽キャンピングカーで数日かけて北海道へと向かいました。

 

 

 

 

 

北海道で詳しく検査をした結果、膵臓癌のステージ4診断されました。

 

膵臓がんの中でも、腺房細胞癌という膵臓がんの中では非常に症例が少ない癌で、治療方法が確立されていないということでした。

 

癌のステージ4とは元々癌が発生した場所から転移し、他の場所でも癌が見られる状況です。

 

みずきの場合左鎖骨にも転移が見られる、つまり全身に癌が散っている可能性が高いので手術しても無駄なので手術はしない、という診断でした。

 

先生のお話では、放射線治療なども同様の理由で選択できず、現状できるのは抗がん剤による延命治療のみ。

 

ただ、膵腺房細胞癌は症例が少なくどの抗がん剤が効くのかわからないので、効くかわからないけれど標準の膵臓癌と同じ抗がん剤治療をしていきます。とのこと。

 

現状を正確に把握したかったので、最悪のケースと、うまくいったケースを聞いてみましたが、「何もしなければ4ヶ月。抗がん剤治療をして長くて2年の命でしょう。」と絶望的な回答をいただきました。

 

正直、癌と告知された時。

癌の中でもステージ4で長くて余命2年と宣告させた時は僕は涙を止められませんでした。

 

これから長い人生彼女とどんなふうに過ごしていこうか、どんな景色を一緒に見ようか?

僕たちの前に広がっていたのは、先は見えないけれどどの道も光り輝いている道でした。

 

しかし、その道が長くて2年と宣告され、混乱し、受け入れることはできませんでした。

 

それでもみずきは前を向き、癌と向き合っています。

 

動画を見ていただければわかりますが、癌と宣告されてすぐの動画も、ステージ4で余命2年と宣告された時の動画も、落ち着いて、笑顔でお話ししています。

 

 

 

 

 

 

 

 

みずきが癌になり、彼女の今まで知らなかった強さを知りました。

 

彼女が前を向いているのに、僕が下を向きうずくまっているわけにはいきません。

 

 

YouTuberという自分達の立場を最大限活かし、

彼女がやりたいことを全部できるように、

治療を諦めず、色々な選択肢を試せるように、

おばあちゃん、おじいちゃんになってもみずきと手を繋いで歩けるように、

僕も前を向き頑張っていきたいと思います。

 

 

言葉にすると薄っぺらいように感じますが、みずきの存在は僕にとっては世界で唯一の大好きなパートナーです。

 

そんなみずきと僕の、癌と向き合い生き抜こうとする姿を発信していきますので、よければお付き合いください。

 

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【音声配信Voicy】