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もう背負わないでいい、そう言えた朝
◇
今朝、Facebookで、お母さんに認められたかった、という投稿をみて、
自分のことを考えていて、朝5時から布団の中で号泣。
◇
私が17歳の時に、父が初めて単身赴任、
と全く同時に母のリウマチが分かり、
残った家族用に、社宅を戦後すぐに建った長屋みたいなところに替わらされ、
自分にはマジな男女関係を迫る彼氏ができ、
そんな家だったんで物凄い貧困家庭と誤解され‥という嵐の中で、
「元気になりたい!」と私を抱きしめて泣く母に、
父へのアピールだろう、と冷めた目で見ながら、
でも、しっかり受け取っちゃって、
いままで、ずっと、人を治したい、と思ってきた‥んだなぁ。
本当の望みは、
母のリウマチで曲がった指を伸ばしたい。
腫れた足首を元に戻したい。
伸びない肘を伸ばしたい。
なんて健気だったんだろう。
西洋医学を学び、東洋医学を学び、いま、心の分野へ進もうとしてる、
みんな元は、母のためだった。
でも、もういいんだよ、って私に言ってあげる。
母は母で、ちゃんと成長してた。
お盆のお参りの日に話して分かった。
リウマチが分かった直後の混乱からもう30年もたってるんだもんね。
母の病気を背負わなくていい。
治そう、と思わなくていい。
やっとそう言ってやれた。
ということで、朝から号泣。
起きた旦那さんびっくりしてた。
「大丈夫、変になったわけじゃないから」と言ったら、朝ごはんの準備始めた。
ありがとう、いつも。
変わった嫁でごめんね。
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