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喜怒哀楽は内臓の不調の表れ?④ 憂うつでたまらない
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内臓が弱ったり、暴走したり、他の臓器の働きとのバランスが崩れると、
それぞれの感情が強く発動します。
そして、感情の暴走も、腰痛などと同じように、鍼灸治療で整えることができるのです。
理由がないのにいらいらして怒りっぽく自制できないことをいいます。
すべてが肝臓に直接関係します。
うれしいことや面白いことがないのに、理由なくよく笑うことを指します。
3.善憂思=ゆううつ感、くよくよする ← 今回の記事
大したこともないのに常に思い悩み憂うつで、気分が晴れないことを言います。
特別な理由もないのに、悲しんだり泣いたりし、自分で抑制できないことです。
「悲」は心臓と肺臓と関係があります。
特別な理由もないのに恐怖感が生じ、ついには精神が不安定になり、今にも誰かに捕えられそうな気分になることです。
驚きやすく、びくびくしたりおどおどして不安な状態をいいます。
3.善憂思=憂うつ感、くよくよする
大したこともないのに常に思い悩み憂うつで、気分が晴れないことを言います。
1)心脾気結( しんぴきけつ )
多くは、過度の心労、精神の緊張、悩み、疑惑などで、
気がスムーズに流れなくなったことで起こります。
くよくよとして憂うつであると同時に、
胸やおなかが張って苦しい、ひどくなると空腹感がない、
さまざまな考えが頭に浮かんで眠れない、などの症状が現れます。
2)肺気不足( はいきふそく )
過度の悲しみで「気」を消耗し、肺気不足となって、起こります。
憂うつで悲嘆にくれるとともに、
胸苦しい、息切れ、弱い咳、カラダのだるさ、などの症状があります。
◇
憂うつでたまらない、という状態は、精神的原因で起こることがほとんどです。
まずは、大変かとは思いますが、
なぜ憂うつなのか、に向き合いましょう。
客観的に見るために、ノートに書いてみる、などの行動もやってみてください。
そして同時に、胃腸の調子を整えることも大切です。
食べ過ぎや、時間に追われて適当に食べていると、
どこかいつも苦しく、憂うつな気分をひどくします。
一日一食でもいいので、
本当に好きなものを、ゆっくり丁寧に食べてみてださいね。
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