何者でもなかったとして、しかし、何者かになる必要は、もうないのだ。 | うつ改善セラピスト 横山玲子 /カラダをゆるめたらうつは3か月で良くなる! 

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何者でもなかったとして、しかし、何者かになる必要は、もうないのだ。

 

 

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20歳の頃の私が、多大な影響を受けた人がいる。

 

大人って、こういうものか、生きるって大変だな、と思った人。

 

彼は35歳で、お酒を飲みながら、

 

「人生70年としたら、もう半分なんですよ、

 

で、考えたら、今でさえ何も成せていないのに、

 

この先、何かが成せるとは思えないんですよ」

 

と言いながら泣いていた。

 

私はその場の添え物だったので、

 

他の大人が返事をするのを、ぼんやり聞いていた。

 

 

彼は学者さんだった。

 

ちょうどその頃、彼が書いたものを読んだ。

 

社会から疎外された存在である「少女」は、

 

自分には霊感がある、と言うことで、

 

自分は特別な存在だ、と主張する。

 

それは、「何者でもない」彼女たちの作戦だ、というものだった。

 

 

それを私は、

 

特別な能力もない者ほど、霊感があると主張することで、

 

注目を集めようとするのだ、

 

と読んだ。

 

第六感がある、なんて、言っちゃいけないんだ。

 

自分は無能だ、って言ってるようなもんなんだ。

 

 

その考えはずっと私を縛った。

 

鍼灸専門学校に行くと、まさにその第六感との戦いだった。

 

1年生のうちから、

 

体表を触って「なんか、ビリビリするね」とか、

 

「変わったよ、ツボの反応!」とか言う人が苦手だった。

 

その感覚を追うことに溺れたら、基礎が身につかないんじゃないか。

 

まずやることは、

 

鍼を刺す角度をちゃんとコントロールできるようになる、

 

とか、職人的基礎じゃないのか。

 

ちゃんとした鍼灸師にならないと。

 

ずっとそう思っていた。

 

 

まぁ、今となっては、ツッコミどころは満載なのだが、

 

世の中には定型のフォーマットがある、と信じている者の、

 

自意識が捻れると、こうなる、

 

という見本のようなものか。

 

 

この話を何回かブログに書こうとして、ずっと形にならなかった。

 

そして今朝、答えがやってきた。

 

私は、あの「彼」によって、

 

五感以外の感覚を振りかざすことを止められた、と思ってきたけれど、

 

 

止めたのは、

 

私自身だった。

 

 

私は「彼」というパーツを使って、自分に制限をかけていたに過ぎない。

 

それは、制限を外した時、自分が「何者でもない」ことが、怖かったのだ。

 

 

しかし、例えば私に何かしらの第六感的なものがあったとして、

 

今と何か変わるだろうか?

 

治療に使える直感は使い、その場にそぐわない直感は黙っている。

 

今と何か変わるだろうか?

 

そして、第六感的なものがなかったとして、

 

今と何か変わるだろうか?

 

何者でもなかったとして、しかし、何者かになる必要は、もうないのだ。

 

私はわたし。

 

すべては、その覚悟からしか、始まらない。

 

 

 

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