↑5年前の自分の闘病ブログです!




息子のサッカーのチーム。
6年生の親が代表を務め、運営を仕切る。

去年の11月
5年、6年の2年分の役員決めの話し合い。

みんな、全くやる気ない。

我が家はそもそも、一人っ子だし、
平均を遥かに上回る育児と家事を
苦なくこなす夫のおかげもあり、
「代表」の矢印が私に向いている事は
あからさまだった。

そーゆー都合がいいところ
ムカつく。
吐き気がする。

だけど、腹をくくって引き受けた。




それは、全ては息子のため。





息子が楽しく一生懸命やっているのに、
「いやだ、いやだ」という姿勢を
見せたくなかったから。


いざとなったらやってやる。
女子特有のつるむ事もしない。
自分の意見は堂々という。
曖昧は嫌い。 



帰国子女ばりの性格は小さなころから。
なぜだか自分でも分からないけど、
そーゆー性格。






だけど、予定も想像もしていなかった。


夫が倒れた。


しかも、事態は深刻だった。



家庭内の話はもちろん、
夫の病気や病状をさらさら他言する気なんてない。

自分の時もそうだった。

所詮、「病気」の形容詞をつけて、
いつもより眉をハの字にして、
声をひそめて、
あっと言う間に知れ渡る。

人の痛みなんて、
ただのネタでしかない。



チームの忘年会でも
「〇〇さんち離婚したんだよー」
とワイドショー的に
清潔感ゼロのママが言うと
1人は「うそー」と、さも深刻そうに
もう1人は大爆笑していた。

まじで、寄生虫以下だ。


だけど、2年後の我が家がどうなっているか、
チームの運営に奮闘するには
私1つの身体と、1日24時間という
絶対的条件では不可能な事は歴然だった。

だから、辞退したいと申し出た。

あれから2ヶ月。
臨時休校中の課題提出に学校に行くと、

私の顔を見るなり
「パパ大丈夫〜?
まだ若いよね〜39とか?
41かー。
こわいよねー。
私の知り合いにも旦那に倒れられた人いてー。」

「ごめんなさい。代表辞退させていただいて。
どなたか引き受けてくださったのかな?」


「決まってないよー。保留。
ってか入院中?いつまで〜⁇」


だと。
軽い病気で倒れて、しばらく治療したら
完治するよーなもんじゃねーよ。

びっくりして取り乱して、早とちりで
辞退LINEしたんじゃねーよ。

何回も「?」って間を作って
何の病気か聞き出そうとすんな。

お前になんていうわけない。

口が裂けても言わない。



全くおもいやりもない、
他人の不幸を餌にしているよーな人。


そんなやつに
息子が可愛そうな子扱いされた事が
1番、くやしくてくやしくて、
肩を震わせ久しぶりに泣いた。

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