「会話ができるようになりたいから文法は必要ない!」
と思いますか・・?
第二言語としての言語習得は母語と同じようにはいきません。
(小学生ぐらいまでならなんとか可能ですが・・)
どの言語でも、土台として必要なのは語彙と文法の基礎知識。
その言語のことばと文を構成するルールである文法は必須です!
2022年に多読指導を始め、
幼児さん〜大人30名近くのサポートをしてきて見えてきたこと・・・
ある程度までは語彙の知識とイラストで
お話の内容は理解できますが、
文法知識が乏しいと壁にぶち当たるか、
伸びていくのがスローになってしまいます。
イラストたっぷりの絵本でも、本のレベルが上がると
現在完了や関係代名詞、仮定法、
色んなイディオムが普通に出てくるので
イラストだけで細かい内容までは理解しきれません。
語彙力もですが、文法知識があるかないかで理解度に差が出てきます。
そもそも多読は自分にとって簡単なものを読むので、
文法が分からないからいまいち理解できない・・
となってしまうと、レベルがあってないということです。
文法学習は「関係代名詞とは」「現在完了とは」などと
文法名を日本語でしっかり覚えたり
日本語に完璧に訳すという取り組みではなく、
どんな文を作る時にどの文法を使うのか知ること。
「日本語で概要を理解して英語で取り込んでいく・・」
そんなイメージで考えてます。
文法問題集を解いて正解することや
一冊やり切りましょう!と言ってるのではなく、
文法を自分に落とし込んで使っていくことが大事なのです!
例えば、「〜したことある」と言いたい場合、
文法は「現在完了」で、現在完了には経験、継続、完了があって、
この文はその中でも「経験」で・・
などと考え始めると、「もういいわ・・言えなくても・・」って
なりそうですよね・・
文法名は気にせず、「〜したことある」はhave+過去分詞!
過去分詞とは goだと go-went-gone の gone!
「この映画、前に観たことある」なら
I have watched this movie berfore. となるわけです。
学んだ文法を使って即アウトプットしたり、
文法を理解しながら多読するとより伸びていきます
なので、多読レッスンでも
小学6年生から文法指導も取り入れることにしました。
(塾に行ってない生徒さんは)
大人で文法学習が必要な方のサポートもしています
「文法」と聞いて苦手意識がある方は
学生時代の授業が分かりにくかった・・
または日本語に置き換えて考えすぎてる可能性があります。
日本語と英語の文法が違いすぎるので
常に日本語に置き換えたり対比して考えるのは混乱のもと
↑先ほどの現在完了は、”中学英語の山場”のように習うけど、
ネイティブの幼児も日常的に使うぐらい簡単な文法です。
そして、それぐらい頻出文法です。
学校で、「これは難しいで〜!!」って感じで教えられるから
難しくなるんだと思う・・
現在完了なんて、まだ言葉が完璧ではない
3歳児でも使える文法なんです!!(関係代名詞も!)
そう考えたら文法はそんなに難しくない!
私は文法指導も好きなのですが、
熱くなりすぎたら生徒さんには子守唄になるので・・笑
なるべく難しくならないように(マニアックにならないように)
イメージで捉えられたり簡単に落とし込めるように指導しています
文法はルール。
スポーツでもルールが分からないと正式なプレーはできないように、
文法を知ることで英語の理解は深まります
現在ご提供中メニュー
*子ども多読レッスン(満席)
*大人多読コーチング/ 多読×英会話コーチング
→これまで英語学習が続かなかった方も習慣化できどんどん伸びています
*多読指導・多読コーチングトレーニングコース(多読指導をしたい先生向け)
全て個別でしています♪
お問い合わせはお気軽にLINEからどうぞ