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電話料金をケチるために以前からSkypeに乗り換えているが、
FAXは電話線を使っていた。しかし、やはり電話線だと
基本料金が高い。

FAXはめったに使わないのに基本料金が2000円近くもする
のはバカバカしい。
というわけで、これもやめてPamFaxに乗り換えた。

PamFaxはインターネットでFAXの送受信を行うサービスで
あるが、内部ではSkypeで通信しているらしい。

PamFax CreditまたはSkype Creditで送信ができる。
送信に要する費用は1枚当たり11.7円で、電話線の基本料金
に相当する費用はかからないが、これだと自分のFAX番号
がないので、相手からFAXを受信することはできない。

受信をしたい人はPamFax Pro Plan with Fax-in numberを
契約する。するとFAX番号がもらえ、受信ができる。
年契約で\6,162だが、これは月当たりに換算すると約514円
で、これが電話線の基本料金に当たると考えることもできる。
すると、これまでの電話線では月当たり2000円近くかかって
いたから随分お金を節約できることになる。

FAX専用機は不要で、パソコンからWordやExcelなどの各種
文書ファイルや画像ファイルをFAX送信できる。

インターネットで送受信するので、インターネットにつな
がっているパソコンがあればどこでも送受信できる。
Webブラウザーさえ起動できれば送信できるし、受信した
ものをWebブラウザーで見ることもできる。したがって、
場所が固定されず出張先でもどこでもFAXの送受信ができる。

ただし、どこに住んでいても、自分の(PamFax Pro Plan with
Fax-in numberで与えられた)FAX番号が03(東京)で始まる番号
になってしまうなど、ちょっと変な番号割り当てになってし
まう。

FAX送信時に指定する相手先のFAX番号は、日本国内であっても
国番号(日本の場合は81)から始まる番号を指定しなければ
ならず、市外局番の先頭の0を取り除かなければならない。
たとえば東京の03は0を取り除いて3にしなければならない。
(国番号まで含めると813から始まる電話番号になる。)

最初の1回だけお試しで無料で送信できるが、ただし、この
とき送信できるのは表紙(カバーレター)1枚だけであり、
自分のファイルや画像を1枚だけ送ろうと思っても、表紙
1枚が追加されて2枚となってしまい送信できない。
ただし、表紙にメモ書きができるので、要件を表紙のメモ
として送れば1枚で済む。

それ以後は(ちゃんとお金を払ったら)表紙なしでの送信も
可能になるので、自分のファイル1枚だけを送信することも
可能である。

受信したものはPDFファイルになるので、PDFファイルと
して自分のパソコンに取り込める。


紙も使わなくて済むし、いつでも受信できるようにFAX機を
常時電源オンにしておく必要もない(FAX機は不要)ので
節電にもなる。
パソコンは立ち上げていなくても、受信はいつでも行われ
ている。
FAXを受信したらEメールで知らせてくれるように設定でき
るので、自分でいちいち受信状況を確認しに行く必要も
ない。
FAX機がいらないので、その分、部屋のスペースも空く。

というわけで、いろんな意味で節約になる。


なお、PamFaxのソフトのインストール中にエラーが出ていた
ので心配になったが、エラーを無視してインストールを完了
させたらあとは何も問題はなかった。

ついでに、インターネットで送受信しているのだから、
自分から自分に送ることもできるんじゃないかと思って
(Eメールなら自分から自分に送れるので)試してみたら、
エラーになって送れなかった。
ここらへんは普通のFAXと同じようだ。
(ちなみに送信に失敗すると、ちゃんとお金が戻ってくる。)

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