前回のブログで息子のアトピーや食事療法について少し書きましたが・・・
わたしも息子と同じくらいの時にアトピーを発症しました。
そして28歳で自然治癒しました。
わたしは中学3年生に上がる前の春休みに突然
ひじ、ひざの内側が痒くなり搔きむしって血が出て
かさぶたになり黒ずんで広がりました。
痒みが止まらず皮膚科に行くと「アトピーやね」と言われました。
それまで「アトピー」という言葉すら聞いたことがなかったわたしは
「ただの湿疹ではなくて病気なんだ・・・」と
皮膚科からの帰り道ショックで凹んでしまいました。
思春期なのもあって湿疹が恥ずかしくて
体育の時はバンドエイドを貼って隠したりもしました(余計に目立つ・・・)
処方された塗り薬を塗るときれいに治りました。
※この時は「ステロイド」というものを知らず「塗り薬」という認識でした。
高校に入り、休みの日に化粧をするようになると
化粧かぶれからか両瞼が痒くなりピンク色になりました。
「化粧品が合わなかった」と思い皮膚科に行くと
「アトピー」と言われ・・・またまたショックを受けました。
アトピーって顔にも出るんや～！ってその時知りました。
それまでひじとひざにしか出てなかったので。
顔用の塗り薬をもらって塗りましたが・・・
今度はなかなか治らずしばらくピンク色は続きました。
しかも瞼の皮膚はゴワゴワとしてきて腫れぼったくなりました。
ピンク色が目立って周りからはアイシャドーを塗っていると思われていた
先生にも「あんた、顔洗って来なさい！」と怒られたほど
(化粧をしていると間違われて)
化粧をするのをやめて、なんとか塗り薬を塗りながら
少しずつ瞼の腫れは治まりました。
通っていた皮膚科はいつ行ってもカルテだけ見て同じ薬しか出さず
大分あとでわかりましたがステロイドのランクも強めでした。
でもこの辺ではここしか皮膚科がないからかいつも混んでた。
そして大人になっても・・・アトピーは続きます。
二十歳で転職して憧れのアパレル業界に入り(といってもショップ店員)
大好きな洋服に携わってきましたが
バリバリの体育会系の厳しさ､衣料品やストック場の埃、ストレスから
顔面にアトピーが出てしまい・・・おでこと瞼がカサカサ状態に。
職場近くの皮膚科を探して行ったら
薬が合ったのか数日後に引きました。
でも皮膚のカサカサ、アトピー特有のシワはその後も続きます。
冬になるとアトピーが出て→皮膚科→良くなるの繰り返しでした。
海外旅行が趣味で年に3回ほど旅行に行っていたのですが
旅立つ前にアトピーが酷く顔に出ている状態でも
旅行３日目くらいから痒みも赤みも引くんですよ。
日本に戻る時には綺麗なお肌に・・・
友人からは「よっぽど日本が合わへんねんなぁ
」と言われたり
日本での日常(仕事や人間関係)から離れて解放されて
ストレスがない状態だったことで治まったんでしょうね。
そしてアトピーの転機は28歳！
結婚することになり、新しい生活が始まります。
家を探し、物を揃え、手続きにと大忙しでした。
新居に引っ越す前月(2月でした)までステロイドを使っていました。
なんだかバタバタしながら３月から新生活スタート！
はい、そこからアトピーでなくなりました！
ステロイドもそれから今まで使っていません。
何をした訳でもなく自然に治りました。
ちなみに夫もアトピーです。生まれた時からのようです。
(年齢とともに落ち着きつつありますが、いまだ完治しておりません)
わたしがなぜ治ったのか・・・
環境が変わったことが一番大きいかもしれませんが・・・
自分自身でもわかっていません。
いま息子のアトピーも状態を見て
「なんとか治してやりたい」「痒みを軽減させたい」
「笑顔に自信を持ってほしい」「俯かずに友達と楽しんでほしい」
その思いしかなくて助けてあげたくて
自分がなぜ急に完治したのかを探っていこうと思いました。
アトピーやアレルギーって遺伝ってよく言われますが
骨格や体型、体質の遺伝って確かにあると思います。
でもそれだけではないとわたしは思います。
もし遺伝であるならば、息子のアトピーも必ず治る！良くなる！はず。
まず自分がどうしてアトピーになったのか？
どうしてアトピーが治ったのか？
そこをまず考えて探っていこうと思います。
息子がアトピーになってから試したことや今の状態など含めて
こちらに日記のように書いていけたらなぁと思っています。
※最近仕事と家族の食事作りで忙しく読書の時間が持てません。
読書や本についてのブログはしばらくお休みします