新たな趣味?のミシン掛けに追われて(趣味に追われるとはどういうことかw)
読書のペースはかなりゆっくりめになっております。
ゆっくりと読み終えた本は・・・
わたしの美しい庭 / 凪良ゆう
さざなみのよる / 木皿泉
アンと愛情 / 坂木司
の3冊です。
「わたしの美しい庭」はやはり描写が美しくおしゃれで凪良ゆうさんらしい作品。
「流浪の月」「汝、星のごとく」とこちらの3作品しか読んでませんが
どのお話も”少女”が出てきます。
少女なんだけれどどこか大人びているような・・・?と感じてましたが
少女を子ども扱いせず、一人の女性として描かれているのだと気づきました。
そういった丁寧で繊細な表現が作品に魅了される理由のひとつかもしれません。
「さざなみのよる」は生と死についてまた考えさせられた作品です。
この世界を去っていく・・・その状況や心情。
そして残された人たちの環境と心情。
死んだら終わりではなく「死」は「繋ぎ」「続いて」いくもの。
肉体がなくなっても亡くなった人の存在はずっとあって
生きている人のその後の生活に繋がっている。
人ひとりなんて小さなちっぽけだと思いがちだけど
その人を中心に円のように広がってたくさんの人と交わっている。
どんな人でも影響を受けたり与えたりしながら生きている。
そうやっていまの時代があって、また自分もいつかは去っていくのですね。
「アンと愛情」は「和菓子のアン」のシリーズ3作目。
このシリーズは謎解きもあり、和菓子の知識もあり
ほっこり微笑ましいそれぞれの際立つキャラもあり・・・
そしてなんと言っても!!
口の中が甘くなる!そう!和菓子やあんこの口になってしまう
食べたくなっちゃうんだよね
このアンちゃんシリーズ読んでると
ジョアンフルークさんの「ハンナ・スウェンセン」シリーズ思い出すのよね。
1作目「チョコチップクッキーは見ていた」からもう20作くらい出てるのかな?
読んでたのは20年くらい前かな?5,6作目までしか読んでないのですが。
こちらはホンモノ?の○人ミステリーだけど。
読んでいるとアメリカンなクッキーが食べたくなるし
それよりも何よりもコーヒーの口になってしまうw
ミネソタの寒さもすごく伝わってきて
あったかいコーヒーが飲みたくなるんだよなw
ハンナシリーズの表紙カバーのイラストがポップでかわいくて
まだ本好きでなかった頃のわたしがジャケ買い?した本。
今はもう読んでいないので続きがわからないけど
何作も続いているのはすごいですね!
他にも読んでいて食べたくなる(飲みたくなる)って小説
結構あったと思うんだけど・・・?
またそちらも思い出したら書いてみたいなぁ