いよいよ11月に入りましたね~!
明日は11月なのに夏日?だとか・・・アラマ
そして今日は111 11/1ですね。
111に777を・・・
伊坂幸太郎さんの「777」読み終えました。
○し屋シリーズ第4作目です。
描写、技法、セリフ、ネーミング・・・すべてにセンスが表れています
それぞれの視点で描くことによって展開のスピードが増しますね。
「マリアビートル」に比べるとスピード感は落ちるものの
それでもテンポはかなり良いです。
登場人物のセリフにも響くもの、突き刺さるものがあって
物騒な○し屋のドタバタだけじゃないんですよね。
さすがです。
以下少しネタバレあります
まず登場人物の名前が相変わらず興味深いのです。
モウフとマクラ、コーラとソーダ、六人組・・・
モウフとマクラってカタカナだとなんだかカワイイ。小柄な二人。
(やってることはそうでもないけどw)
コーラとソーダは「マリアビートル」の蜜柑と檸檬を思い出す。
コーラとソーダは、彼らの視点で描かれていないので
もう少し登場して欲しかったなぁ。
そして最後まで一人一人を覚えれなかった六人組。
男だっけ?女だっけ?と何度もなる。
モウフとマクラ。コーラとソーダ。七尾と真莉亜。蓬と佐藤。
今回はコンビ(ペア)が気になるなぁ・・・と思っていたら
ラスト、そういうことなのかなと納得した(勝手にw)
4作目もやはり登場人物のセリフも効いてて
腑に落ちたり、共感できるところもあり。
天道虫の不運さにクスッとなってしまうが
不運なのか?逆に強運なのか?わからない(笑)
今回はホテル内でのドタバタだけど
やたら部屋番号が気になってしまい
番号に何か意味があるのか??と勘ぐってしまったw
六人組の名前といい、西暦や歴史関係するのか?なんて
深読みしすぎてしまった
ここ誰の部屋だっけ?となることもしばしば・・・
777 なかなかおもしろかったです
でもやはり「マリアビートル」が一番印象が強烈で忘れることはないな。
わたしの中でマリアビートルが第一位なのは変わりません
シリーズ第5作目もまたあるかなぁ?
楽しみです