入院先の病院に着いて、ERに入りました。ERなので様々な症状の患者さんがいました。子供がいる場所とは薄い壁のようなもので仕切られている隣の部屋で、手を合わせている私服の警察官の姿が見えました。ERは医師が力を尽くしてと助けようとしてくれる場所だけど、残念ながら亡くなる人もいる、そういう場所でもあるとショックのような複雑な気持ちになりました。


複数人の医師で話し合ってから、一人の医師から急性脳症の疑いもある。まだ決まったわけではないが、経過を見ていく必要があると言われました。


しばらくすると、子供の反応がありました。ただ、はっきりした感じはなく、呂律が回っていない話し方で、医師からはいつもこういう話し方か?この話し方は薬の影響なのか、後遺症によるものかはまだ分からないと言われました。


そのままは私は付き添いが出来る個室の部屋に向かいました。