自宅に先に到着したのは消防車、その数分後に救急車が到着。早く到着出来るよう両方出動させてくれたそうです。搬送先はすぐ決まり、病院へ向かいました。


救急車で搬送中に思ったこと。

今まで健康に過ごしていたけど、それは当たり前ではなく、本当に感謝しなければならなかったんだ。

どうしてもっと子供の体調に気をつけてあげられなかったんだろうか、

またあの笑顔を見られるのか?

赤ちゃんの頃と比べて丈夫になってきたけど、5歳の子供の命は突然そして簡単に危ぶまれるような事態になってしまうのか、、

不安な気持ちのままどうか無事でありますようにと祈っていました。


どのくらいの時間がたったのか忘れてしまったが、医師には呼ばれて状況説明と検査で腰椎穿刺をすることが伝えられ、サインをしなければならなかったが、手の震えが止まらず、夫が署名をしました。


また、医師からは病院のベッドが満床であり、私の希望である付き添い入院出来る病院をこれから近隣で探すこと、しかし小児集中治療室(PICU)になるかもしれない、病院によっても基準が違うが、今の状況ではPICUになる可能性があると。


またしばらくして医師から説明があり、髄膜炎にかかっていること、けいれん止めでけいれんは止まったが、原因は分からない。薬の影響もあるが、今は反応がない状態と言われて、ベッドに寝ている子供のもとへ案内してもらいました。


声をかけても反応なかったが、私が救急車で搬送中に見たけいれんしている様子はなく、ただ眠っているようでした。


入院先が決まるまでの時間に検査を進めますとのことで、様々な検査をしながら待ちました。


その後幸い自宅からも車で20分くらいの病院に決まり、また救急車で入院先の病院に向かいました。向かっている途中、子供の目が開き、医師に名前や誕生日言えるかなと聞かれていたものの、ちゃんとした反応はなく、それでも医師から前より少し良くなってきていると言われ、このまま無事に回復することを祈りました。