『ブームをつくる』(殿村美樹著)を読みました。 | ARTS&WORDS

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こんばんわ。
今日も1日お疲れ様でした。


さて、私は『ブームをつくる 人がみずから動く仕組み』を読みました。
ブームをつくる 人がみずから動く仕組み 殿村美樹
PRプロデューサーである殿村美樹さんの本です。
そんな職業があるなんて、全然知りませんでした。
けれど、「うどん県」「ひこにゃん」「今年の漢字」。それらはどれも私が知っているものでした。
これらのPRを手がけたのが殿村さんです。
それを知った途端、なんだかぐっと興味がわきました。

広告とPRの違いとはなんでしょう?
本ではその説明から始まります。
「永続性」を持たせること。
これってすごく今時な考え方だな、と思います。
一過性の流行では、経済活動として続けていくのが難しいですからね。

個人に語りかける、というのが新鮮な発想でした。
このブログは誰に語りかけているのかしら?
読みながらそんなことを考え始めてしまいました。
なかなか会えない友だちに向けて?
それとも単純にアウトプットするための独り言のようなもの?
そういうことを考えてブログをやってこなかったな、と。
もちろんPRとブログでは全然目的が違うのですけれど。

けれど、この個人に向けて発信するという考え方は応用がきくことだとも思います。
殿村さん自身は、クライアントに対するプレゼン術として応用させたものを書いていますが、
たとえば、履歴書の自己アピールとか面接の時とかでも活用できるような気がします。
案外、就活中の大学生が読むと為になるかもしれませんね。
仕事をするってこういうことなのか、とも思えるのかもしれません。



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詳細はこちら。
ブームをつくる 人がみずから動く仕組み (集英社新書)

明日もいい日になりますように。

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