こんばんわ。
今日も1日お疲れ様でした。
明日からもう12月ですね。今年もあとわずかになりました。
さて、私は『食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵』を読みました。
魚柄仁之助さんの本です。
大正~昭和初期にかけての着物の柄についてはいろいろ興味を持っていましたが、
当時の人々の食生活にまでは気が向いていませんでした。
明治維新後、ではなくて、日清・日露戦争後、日本の家庭の食卓は豊かになったようです。
白菜が外来植物だったなんて、初めて知りました。
鍋の定番食材だし、漬け物にしたらおいしいからてっきり日本の食材かと。
松茸の安い時期があるほど、国産品が多く取れていたのも知りませんでした。
今じゃすっかり高級食材なのに。
本の中にはたくさんのレシピが掲載されています。
びっくりするようなものから、おいしそうなものまで様々。
当時の人はこんな風な料理をしていたんですね。
冷蔵庫の普及によって、私たちは保存の技術を忘れてしまいました。
野菜を干して保存するなんて、したことなくて、読んでいたらやってみたくなりました。
最近、本当に思うのですが、漬け物とか保存の利く食材って優秀です。
食べきれなくてダメにすることが結構あって。
作り置きがあれば、忙しい時でも野菜の種類が食べられるのがうれしいです。
当時の時代背景や、調理器具なども紹介しながら、話し言葉で文章は続いていきます。
黒白の写真や、その頃の広告も載せられて、昭和モダンの雰囲気を感じられます。
料理がしたくなる楽しい本でした。
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詳細はこちら。
→食べかた上手だった日本人――よみがえる昭和モダン時代の知恵 (岩波現代文庫)
1週間頑張っていきましょう。
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