ー公務員を辞めるまでー その1


突然ですが、ちょっと長いです。
教師時代の私のことについて、書いてみようかな、と。

教師を志し、教師をしてきた私のことについて振り返ってみたいと思います。



私は教師になったことを後悔していませんし、今も素晴らしい仕事だと思っています。


素晴らしい先生たちもたくさんいましたし、

わたしは子供たちが好きでした。



そして何より、お母さんたちが好きでした。



綺麗事じゃなくてね。



保護者会や個人面談、いわゆる保護者対応は基本的には苦ではありませんでした。


そして、お母さんと話すことが一番こどもたちにいい効果があるのを身を以て経験してきました。




幼いころから漠然とした不安や生きづらさを感じてきました。

今思えば、


「自分の本質を否定し、自分以外の誰かになろうともがいてきた」状態だったのだと思います。



「小さい頃から根拠がなくてもいいから自信を持つことが大事だ」


と考えた私は、子供達に「自信」を持たせる存在になりたくて

教師になりました。

子どもたちに自信を持たせるためにどうするか、
日々の対応や、授業での取り組みなど、常にそれを考えていました。

今思うと、


自信が一番欲しかったのは私本人でした。



決して要領が良くなくて、頑張り教だった私は、


学校で、一生分働いたんじゃないかと思うくらいに働きました。
(あくまで自己評価ですけど)


同僚、上司に認められたい、保護者に認められたい、子供達が全員満足する授業や学級経営をしたい。


子供達や保護者からの声が私を支えていました。


その声があって、人の役に立って、初めて自分への価値を見出していました。


どこで力を抜いたらいいのかわからず、


手を少しでも抜くと一気に崩れてしまいそうで、


手が抜けませんでした。


体調の変化や、心身の不調で、いっぱいサインは出ていたけれど、それを無視する日々が続きました。


喘息、結石、角膜炎、緑内障、子宮筋腫、燃え尽き、全部無かったことにしてきました。



ーその2に続くー