アメリカで結婚した日本人女性を対象とした面白いデータを読んだのを覚えています。
その本によれば、「今の結婚生活について、どうお考えですか?」という同じ質問に対する答えが、日本語で聞いた時の日本語の回答と、英語で聞いた時の英語の回答が違っていたそうです。
たとえば、典型的なのが「ご主人をどう思っていますか?」という質問。
日本語で、聞いたところ、「よく子どもの面倒を見てくれる人です。でも、空気のような存在ですね。」という答えが返って来ました。
同じ方に、今度は英語で色々お話を伺って、話が盛り上がってきた頃に、さりげなく同じ質問をした所、「もちろん愛していますよ。休日に時々子どもを預けて出かけたりするのが楽しみなんです。」と答えたそうな。
これは極端な例かも知れませんが、すごく理解出来ます。
だって、日本語で「愛してる!」なんて言ったら、ママ友みんなビックリしてしまうと思います^^;
主人の事を大切に思っていても、なかなか使わないですね。
褒めるとしたら、例えば仕事をしてくれる、子どもの面倒を見てくれる、など、実際の仕事ぶりなどを挙げてみて、自分の感情としては、「空気のような」というような表現で、やんわりと好意を示す程度で十分だと思います。
ですが、英語だったら「I love him. He is very kind to me and also he is a good father.」くらい言っても全然大丈夫ではないでしょうか。
つまり、言語には文化背景や、その言語での「常識」があるので、どうしても表現が変わってくるのです。
根底にある気持ちは同じでも、表現が変わってくるために、軽い2重人格のように見えるのも普通です。
これは表現だけでなく、ジェスチャーなどにも現れます。
身振り、手振りの他、表情の作り方も違います。どこで笑い、どこで笑わず、どう顔を動かすか。
全てに文化が入って来ます。
あくまで日本人である事はとても大切ですが、言語の文化背景を理解し、「日本語での礼儀」「英語での礼儀」を身に付ける事もまた、とても大切です。
ちなみに、SUNNY BUNNYの幼児クラスでは、通常クラスは「日本語での礼儀」も意識していますが、金曜日プリスクーリングのPLUS-1では「英語での礼儀」の方により比重を置いています。
両方のクラスと、日本文化内での生活をミックスする事で、上手くバイリンガルとしてのバランスを取って行ければと思っています。
日本国内でこの英語文化を感じながら英語を駆使する場というのは、本当に少ないですね。
金曜日の朝に開催する、英語でおしゃべりをする Morning Chat Roomの話をすると、「難しそうだから、、、」と敬遠される事もあるのですが、絶対に壊さなければならない壁を打ち破るためには、こういう取り組みが不可欠だと思っています。
Morning Chat Room! ぜひ、英語で表現する新しい自分を作りに、いらして下さいね。^^ 楽しいし、上手く話せるようになって来た時に、人生観が変わる事もあるかも、、?ですよ。
さーむーいーーー(><)凍える覇織に、温かいクリックをお願い致します~!
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その本によれば、「今の結婚生活について、どうお考えですか?」という同じ質問に対する答えが、日本語で聞いた時の日本語の回答と、英語で聞いた時の英語の回答が違っていたそうです。
たとえば、典型的なのが「ご主人をどう思っていますか?」という質問。
日本語で、聞いたところ、「よく子どもの面倒を見てくれる人です。でも、空気のような存在ですね。」という答えが返って来ました。
同じ方に、今度は英語で色々お話を伺って、話が盛り上がってきた頃に、さりげなく同じ質問をした所、「もちろん愛していますよ。休日に時々子どもを預けて出かけたりするのが楽しみなんです。」と答えたそうな。
これは極端な例かも知れませんが、すごく理解出来ます。
だって、日本語で「愛してる!」なんて言ったら、ママ友みんなビックリしてしまうと思います^^;
主人の事を大切に思っていても、なかなか使わないですね。
褒めるとしたら、例えば仕事をしてくれる、子どもの面倒を見てくれる、など、実際の仕事ぶりなどを挙げてみて、自分の感情としては、「空気のような」というような表現で、やんわりと好意を示す程度で十分だと思います。
ですが、英語だったら「I love him. He is very kind to me and also he is a good father.」くらい言っても全然大丈夫ではないでしょうか。
つまり、言語には文化背景や、その言語での「常識」があるので、どうしても表現が変わってくるのです。
根底にある気持ちは同じでも、表現が変わってくるために、軽い2重人格のように見えるのも普通です。
これは表現だけでなく、ジェスチャーなどにも現れます。
身振り、手振りの他、表情の作り方も違います。どこで笑い、どこで笑わず、どう顔を動かすか。
全てに文化が入って来ます。
あくまで日本人である事はとても大切ですが、言語の文化背景を理解し、「日本語での礼儀」「英語での礼儀」を身に付ける事もまた、とても大切です。
ちなみに、SUNNY BUNNYの幼児クラスでは、通常クラスは「日本語での礼儀」も意識していますが、金曜日プリスクーリングのPLUS-1では「英語での礼儀」の方により比重を置いています。
両方のクラスと、日本文化内での生活をミックスする事で、上手くバイリンガルとしてのバランスを取って行ければと思っています。
日本国内でこの英語文化を感じながら英語を駆使する場というのは、本当に少ないですね。
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