暗い洞窟の中での暮らし
結婚して住んだのはよくある3LDKの間取りのマンションでした。玄関入って廊下の両側に洋室がそれぞれあって、奥に進むとリビングで、その横に和室があるタイプです。後になって大失敗となってしまったのは、玄関すぐの洋室の一部屋を物置き部屋にしてしまったことでした。もうひとつの洋室は元夫が自分専用の遊び部屋みたいな使い方をしていました。夫婦の寝室はリビング横の和室を使っていました。こどもが生まれたら部屋の使い方は変えようと元夫とも話をしていましたが、長い間こどもを授からなかったため部屋の使い方が定着してしまい、元夫はすっかり洋室を我が物扱いで使っていました。元夫は一度覚えた物の置き場所が変わると怒ります。しかし、こどもが生まれたらこども用のものがたくさん増えていきました。今まで夫婦だけのときに使っていた物のおき場所を変更してこどもの物を置く場所を作りたいのですが、元夫はすっかり覚えた物の置き場所が変わるのを認めませんでした。そのため、リビングはこどもの服などでいっぱいでごちゃごちゃでした。何よりつらかったのは、リビング横の和室が夫婦とこどもの寝室になったのですが、夜、こどもを寝かしつけた後、私はリビングの照明もつけられずに暗い中で過ごさなければいけないことでした。元夫は自室でテレビをみたり楽しんでいました。暗闇の洞窟の中での暮らしでした。10年間ほど洞窟の暮らしが続き、その時期はろくにテレビも見れていませんでした。元夫が無駄に場所を使っているために小学生になったこどもにも部屋も勉強机も与えてあげられませんでした。その後引っ越した後は部屋の使い方について私は作戦をたてました。元夫は今までのように家族で1つの寝室でいいと主張しましたが、私の寝返りの音や咳がうるさいと以前から言われていたのを持ち出して、それぞれ別の寝室にすることを勝ち取れました。ようやく夜、照明のもとで過ごすことができるようになり、自分ひとりの部屋でテレビが見れるようになりました。元夫の歯ぎしりの音からも解放されました。作戦勝ちです。、