6月最後の週も土日とも活動日で、土曜日は9名、日曜日は6名で作業を行いました。土曜日の午後からはセンター主催の「ボランティア活動体験講座」として開催し、活動紹介では写真洗浄に関する当時から今までの背景的なお話と、写真をお預かりしている南相馬市の紹介をいつもより少し長めにお話ししました。
主な作業は、デジカメによる現状記録と管理表の作成、大判アルバムに収納していた写真の清掃、賞状や看護学校の卒業アルバムの清掃を実施。賞状が入っていたプラスチックの筒の水洗いも行いました。先週まで実施していた記念写真の袋詰めは終わっていて、今週から新しいシリーズに突入しました。持ち主が分かっている品も数点あり、優先的に作業を行いました。
土曜日は市民講座ともあって、初めての方はみなさん市内在住の方。中には歴史資料のレスキューのボランティアに参加している経験者もいらっしゃいましたが、ボランティア自体初めてという方が大半でした。扱った写真は教材として用意したものではなく、実際の被災写真をお渡しし、綺麗にして頂きました。地道な作業ばかりでしたが、大好評だった様子。相馬野馬追の動画もプロジェクタで久しぶりに大画面で流したので迫力が増し、みなさん行きたいと仰っていました。
日曜日はちばボランティアナビで見つけて参加された大学生や、神戸の音楽イベント「カミングコウベ」で写真洗浄のブースが出ていて知ったという音楽好きの方が初参加されました。先週に続いて2回目の方も遠方から参加されました。夜行バスで今週も能登半島にボランティアに行って朝帰ってきた方も参加され、おやつタイムに和気あいあいと、お土産のお菓子をみんなで頂きました。
7月に入り、蒸し暑くなってきました。日常生活や楽しみを優先しつつ、合間合間にまた気軽にご参加ください。7月もよろしくお願いします。
写真1. ボランティア体験講座の案内
写真2. 交流サロンでパネルで活動紹介(センターのインスタより)
写真3. 日曜日のおやつ