気が付いたら、もう五月も半ばになろうとしていますね…早いな…。
GW後半はTVのないところに行っていて、気になる判決が見られたのは次の週(今週)になってからでした。なので、ちょっと遅いんですけど、
とにかく、パパ、無罪になって本当によかった!!
堀部さんはああいう役をやらせたら日本一!
あと、はるさんが直言パパに抱きついて子供のようにわーんって泣くシーン、じーんとしました。
桂場さんの本音毒舌もスッキリしたし、お団子ゆっくり食べられてよかったよかった!
なにより傍聴席の人たち、傍聴マニアのお寿司屋さんや竹中記者さんやその他みんなが心を動かされて、無罪の判決でぱぁぁって笑顔になったのがうれしかったです。
桂場さんにより、法律家としての寅ちゃんの目標は弁護士ではなく裁判官ってことになるのかな~というのがうっすら示されて次週に。
やっぱりドラマとはいえ一発合格ってわけにはいかなかったですね。そらそうですよね、難しい試験だもんね。小橋たちが学力不足で試験を受けられなかったのには笑ってしまいましたが、女子部の皆さんも寅ちゃんも再挑戦ってことになりました。
しかし。
予告を見てなんか嫌な予感中だったですが、展開早すぎて私の気持ちもついていけてません!!
たたみかけるようにヒャンちゃんも涼子様も梅子さんまで高等試験を受けられなくなるなんて…毎日泣いてましたよ、くくく(泣)
みんなの思いを背負って二度目の挑戦で見事受かった寅子。
でもなんかスッキリしない…。女子が合格した、ということでこんなに持ち上げられるなんてっていうのもあったかなあ、男子だったらここまでは祝われなかっただろうしねえ。
久保田先輩やよねちゃんの口頭試験の話が恐ろしかったです…。
モデルの三淵嘉子さんと一緒に司法試験に受かった中田正子さんについての記事(口述試験で「生意気だったから落としだんだよ」とのたまった面接官がいたという)を読んでいたので、時代だなあと思っていたんですけど、よく考えたらどこぞの医大入試でも男子が有利みたいな話、結構最近ありましたよね。
もしかして寅ちゃんは生理になっちゃっていつものような寅ちゃんで口頭試験に臨めなかったのが逆に吉とでたのかなあ…。
しかしあの立ち上がったところで生理に気づくところがリアルでしたね。女性の皆さんはすぐにピンときたのでは?私は生理痛が酷かったので、鎮痛剤を飲みながら高校受験とか大学受験とかしたりしたのを生々しく思い出しました。
怒り爆発の寅ちゃんのスピーチは、そうだそうだそうなんだよ!とすっきりしたのと同時に、今でもそんな世界になってないってことに気がついてしまって軽く絶望しました。
場をしらけさせたスピーチでしたが、竹中記者はまたグッジョブでしたね。きっと彼は仕事柄権力のあるものがますます権力を持っていく世の中にうんざりしてる中で、寅ちゃんのバカみたいな真っすぐな怒りに希望を見てるんでしょうね。つい笑っちゃった桂場さんはどうなんだろうな~。これからもつかず離れずで寅ちゃんを見ていてくれるんでしょうけどね。
「私は自分を曲げずに試験に合格してみせる」と言っていたよねちゃん。花江ちゃんみたいに目的のためにはしたたかになってくれた方が見ているこっちは安心なんだけどねえ。
でも必ず受かってほしいです。そしていつか、ただただよねちゃんがよねちゃんであること、よねちゃんが女に生まれてきたことを心から受け入れられる日が来るといいなあとしみじみ思いました。
優三さんは残念だったですが、潔かったですね。私もあの体質では大事な裁判のたびに腹痛に襲われて仕事になんないんじゃないかと思っていたので英断なのでは。でも何度もナレーションで不合格という雑な扱いからやっと一次試験に受かったのにやっぱりもうちょっと頑張ってほしいような気もしました。
寅ちゃんにおめでとうをいう優三さんのあの表情。切なかったです。「よくここまでがんばりましたね」というはるさんにも泣けてきました。寅ちゃんに対しても、よねちゃんに対してもちゃんと見守ってくれている感じにぐっときました。こんなお母さんが欲しかったなあ…。
来週は花岡さんですね~。寅ちゃんとランチデートする仲になってるとはいえ、なんかうっすらプロポーズっぽいことをいって寅ちゃんに作り笑いさせていたけど、さてさてどうなるのか。しかし花岡さん、いい奴なんだろうけど上から目線なセリフなのがちょっとねえ。イケメン岩ちゃんだからそう見えてしまうのか。でもあの時代の男子としては理解ある出来すぎの王子様なのは間違いないのですけどね。
そしてまた、弁護士としての生活が始まる寅ちゃん。本格的な地獄はここからですよね。
普通の新入社員でも大変なのに、今までいたことがない女性弁護士、さてどう切り開いていくのか、個人的には轟さんも気になりつつ、来週も楽しみです。