FtX(MtX)もしくは、Xジェンダーとも言われる分類は、
日本で生まれた言葉らしい。
だから日本でしか使われない分類の一つなのかもしれない。
そのFtXが、私のジェンダー。
FtXとは、生まれたときの性別は女性だけれど、
精神的な性別はその両方を持っていたり、
中間であったりどちらでも無いと感じる人達のこと。
私の場合は、両方の中間というか、
女性性を受け入れ難いが、男性とも感じていない。
『精神に性別が必要なの? 人間ってことでいいじゃない。』
と考えているタイプなのね。
このての分類に詳しい人に言わせたら、
それ、Xジェンダーとは違うって言われるかもしれないね。
少なくとも女性であることを強要される事に、
うんざりしている。
ああしたほうがいい、これはだめだ。
フェミニンな服を着よう、これは似合わない…
単なる感想や雑談のつもりだったのかも知れないけが、
はっきりってうざかった。
なんていいながらも、振り向いてもらいたいお相手の趣味嗜好に合わせ、
服装や髪型・言動まで変えることは、全く気にならない。
むしろ相手の色に染まりたいとすら…
好意を抱く相手に対して使えるものはすべて使い、
相手を振り向かせたい。
コロナ禍でマスクを着用するのが当たり前になったとき。
化粧をしないでお出かけできる快感に目覚め。
そしてコロナ禍以前の私は、
女性らしくあろうと努力してたことに気付いた。
気付いちゃったら、元には戻れないのよね。
私は女らしくあろうと、メイクをしたり髪型を気にしたり、
服装だって苦手なスカートを履いたりもした。
異性装がしたいのではなく、女性らしい服が苦手だっただけ。
女性らしく有ろうという努力を捨てたら、
人生がずいぶんと楽なものになった気がする。
他人の目や他人の感想を気にして、
生きづらくして居たのは私自身だった。
Larisa KoshkinaによるPixabayからの画像
コロナ禍以降、物価は上がり続け税金は様々増えてるけど、
給料は据え置き状態。
生活自体は息苦しくなっているはずなのに、
精神的に開放され人生を楽しいと感じられる。
気の持ちようで自分を取り巻く世界が、変わって見えることを実感している。