9年前に体験した「聖なる沈黙行」。
これが敏感で心配性な私にはすごく合っていて、
心の汚れがどんどん落ちていく感動がありました。
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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
わたしが26歳の時に、
熱海にある佛法学舎で
7日間の瞑想合宿に参加したのですが、
その時に初めて
「沈黙行」というのを体験しました。
沈黙行は、仏教における修行のひとつ。
一度敷地内に入り、受付を済ませたら
以後参加者同士会話を交わすことはありません。
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Noble Silence
「仏道とは聖なる沈黙行なのです」
詳しくはこちら(←クリック)
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↑この記事に書いてある沈黙行ほどの厳しさは全くありませんでしたが、
わたしは、この沈黙行を体験したことで
感動したことがいくつもありました。
それは一言で言えば
心の汚れがどんどん落ちていく感動。
普段、いかに心を汚す言葉遣いをしているのか…と反省の念も湧き上がるほどでした^^;
他には
ものすごく楽!
という感動。
相手を楽しませたり
場を盛り上げるためのトークの振りや
雑談や無駄話。
日常生活において、
それらは必須と言っても過言ではないけれど
それをしなくていい、と言われた途端
ものすごく気が楽になって
もうそれだけで、心に余裕ができた覚えがあります。
喋るって、ほんとうにエネルギーを使うんですね。
あとは、相手になにかを伝えようとしたり
手助けしようとしなくていい。
先程紹介した記事では
『例えば、自分の前に托鉢で並んでいる人の足元に、蛇がいた場合
「危険だから伝えなければならない」「けれど沈黙行を守らなければ」と葛藤してしまうため
多くの修行僧は人里離れた所で暮らす』…というくだりがありましたが
「蛇がいる」レベルの危機的な環境にいない私は、まず誰かへの心配すら軽くなる。
同じ日に合宿に参加した隣人が
瞑想になかなか集中できなくて、
落ち込んでいる様子でも
それをとやかく言って
手助けしようとしたりする必要すらなく、
程よい距離感で瞑想に取り組める。
もし、沈黙行が無ければ
夜な夜な延々と、不毛な会話が繰り広げられていただろうなと想像は容易い^^;
会話は楽しい!ということ。
7日間の瞑想合宿の帰り道、
一服しようと熱海駅にある喫茶店に入ったら
母に電話をしたくなって。
いつもの、何気ない会話が
ほんとうに楽しくて、笑っちゃって
あぁ、こんなに会話って楽しいんだなと感動したのをよく覚えています。
それは合宿所でも感じましたが
全くの初対面同士なのに
7日間ずっと穏やかで
沈黙行が解かれた途端、
あちこちで笑い声が聞こえて。
「コミュ障」って、
ほんとうはいないんじゃないかな、
たまたま、周りに気を遣いすぎたり
嘘や粗悪語などによって
一時的に心が汚れて疲れてるだけなんだろうなと感じました。
いつかスタジオでも体験版をやってみたいと思っていました。
早速、来月開催する
↓このイベントで穏やかな沈黙行をやってみたいと思います。
穏やかな沈黙行なので、
「会話しなくていい」というルールだけです。
6時間、沈黙を守ったら
ご自身の心と身体がどう反応するか…
楽しみにしていてくださいね^^
継続は力なり。
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