茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。

2016年2月6日のFacebookより。

昨晩、「脳内ポイズンベリー」のブルーレイを観ました。

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インサイドヘッドとほぼ同時期に公開されていて、どちらも似通った題材なだけに
レンタルを楽しみにしてました( ^ω^ )

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脳内ポイズンベリーの主人公は
30歳になったばかりの「いちこ」さんという女性。

頭の中には
ラピュタのような天空のお城があり
その最上階で、
脳内会議が開かれている設定です。

理性、記憶、ネガティブ、ポジティブ、子供心の5人が円卓で会議をしています。

…そして、理性が崩壊寸前のときにのみ現れる、どす黒い「やけくそ(衝動)」…

30年も生きていれば
身を切るような体験をするし
前進することを恐れ、
目の前のことになかなか向き合えず
弱腰になってしまうこともあります。

その頭の中の葛藤が
かな~り事細かに、リアルに再現されています(笑

わたしの頭の中も、
こんな感じだった

いつもうるさくて、
煩わしくて

「ちょっと黙ってて!!」と
叫びたくなるほどだった。

本編と特にシンクロしたのは、
「自分の一部を徹底的に押し殺した」シーン。

いちこさんの脳内では、
なんでもポジティブに捉えるから
いつまで経っても幸せになれないのだと
しつこく罵り、

やがて「ポジティブ」という人格が
ほぼ「死」に近いところまで追いやります。

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わたしの場合は
「ネガティブ」な人格を
徹底的な排除しようとした過去がある。
今から5年前。2011年頃。

なんでも後ろ向きに考えるのは
「良くない」。

何年も「ネガティブ」の事が受け入れ難かった。

耐えず忠告し、
様々なことを懸念し
シビアな事実をどストレートに突きつける…

なかでも特に辛かったのは
「ほんとうは、そう思ってないくせに」と言われること。

今は、そうするしかないの。
じゃなきゃ、嫌われちゃうよ…

何度も言い訳している自分も、嫌で嫌でたまらなかった。

****

けれど、
たとえ肉体が生命活動を終えたとしてもいかなる感情も
ほんとうに死ぬことはない。

自分の一部を押し殺してまで
何かを続ける、ということは

長い目で見て

それ自体幸せでもなんでもない。

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映画やドラマを観ていると
ほとんど無意識に
「誰が悪者か」探してしまうところがある。

そういう意識が働いている時、
『あぁ、年取ったなぁ』とため息が出る。

と、同時に
『まだまだガキだなぁ』とも感じる。

過去の「騙された記憶」「からかわれた記憶」とそれらの経験から導き出した教訓と照らし合わせ

一人一人を疑う。

しかし、
誰1人裁くことはできない。

誰1人、実体がないのだから。

「事実」と「意見」は
一見見境がつかない。

物語で、こんなシーンがあった。
ある1人の女性を巡って
2人の男が口喧嘩をする場面。

男Aは言う。
「彼女は家族も俺も捨てて、イギリスへ行った。あの女はそういうサイテー女だ」

男Bは言う。
「彼女がなぜ、イギリスへ行かなきゃいけなかったのかわかってんのか!
お前は何にもわかってない!」

男Aは言う。
「わかってないのはお前のほうだ。
あんな女の事で喧嘩するのは勿体無いよ」

結局、その女がどんな女なのかは
わからない。

AとBは全く別の女を見ているかのよう。

****

『誰が好きか、じゃない。
誰と一緒にいる自分が好きか、だ。』

いちこさんの脳内会議と同じように、

どんなにカオスな会議においても

最後はここに行き着く。

『自分を好きになりたい。愛したい。』

そこから、はじめて『幸せ』へと
まっすぐに向かっていく。

脳内会議は静かになる。
気にならなくなる。

どんなにやかましい会議だったとしても
それでいい、と感じる。

節分の前に観るには、ぴったりの作品でした^^


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