茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
わたしの過去6年間の軌跡。
多くのひとにとっては
「大変身!」だと見えるでしょう。
わたしも、そう思う。
だってもともとは、
「ヨガや瞑想で、こんなに変わるんだよ!」ということをダイレクトに伝えるために切り貼りしたコラージュ。
見た目だけじゃない。
生活も
人生観も
人とのつながりも
あの頃とは、全くちがう。
夢のような6年間だった。
この写真をね、Facebookにアップしたんですよ。
そしたら
ヨガの師匠であるニーマル先生がすかさず
「僕にはどれも同じに見えるよ」
とコメントが。
先生には、目以外の目がありますからねぇ…
先生が、わたしの髪をくしゃくしゃくしゃっと撫でながら
「Everything is OK!」
(どんな君も、すてきだよ!)…と
何度も、何度も言い聞かせてくれたのを思い出す。
先生、ありがとう。
★
わたしには、「許せない過去」があった。
醜い自分
歪んだ自分
思い通りに事が進まない苛立ち
責められる自分
誤解される自分
…
口を開けば愚痴や悪口ばかり
現実に妙に冷めてて
いつもさびしくて
嫌われるのが怖くて
いつもわたしには問題が山積していると思ってた。
だから、がむしゃらだった。
食べるものや着るものは何でもよかった。
自分のために生きているはずなのに、
自分が人生の主役になることはなかった。
こんなに頑張っているのだから
たくさん、たくさん我慢しているのだから
もっとわたしを愛してよ
もっとわたしを認めてよ
そうやって、よく泣いていた。
2011年の冬。
わたしの人生で、もっとも寒くて、孤独だったあの日。
もし、自分の心の中に
無くなってほしい感情があったとしたら、
そう感じてはいけないと
無くなってほしい感情を否定しなくていい。
むしろ飽きるまでその感情に浸っていればいい。
じきに飽きるから。
飽きたら、ほんとうの自分に
また一歩近づくことができる。
そして、わたしは
「がむしゃら」に飽きた。
★
先生は、こんなことも言っていた。
「Life is easy」
当時は信じられなかった。
けれど、6年経った今はよくわかる。
世界はやさしい。
人生は軽やかで、たやすい。
がむしゃらという鎧を脱いで、
ほんとうの自分を
檻から出したい。
ほんとうの自分を
まっすぐに表現したい。
そう思ってる。
だから、さよならだ。
いかなる感情にも、無駄はないんだね。
やさしく、踊るようにヨガをしよう。
スイッと泳ぐように、いつまでも瞑想をしよう。
あなたの数メートル先で、
わたしは軽やかに踊ろう。