茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
コオさん、美保さんの
それぞれのお話が終わった後は
コオさん、美保さん、千種さんのクロストークが始まりました^^
クロストークの軸になった話題は、
コオさんと美保さんご夫婦が運営されている
鵠沼海岸にあるヒーリングサロン
「やすらぎの部屋」について。
やすらぎの部屋ホームページ(←クリック)
どのようにして「やすらぎの部屋」が生まれ、
16年経った今もなお
たくさんの人が絶えず訪れるのか…
そして、
訪れた人がなぜ「やすらぎの部屋、素晴らしいですよ」と幸せそうに語るのか…
まだ「やすらぎの部屋」を訪れたことがないけれど、とても気になる話題でした。
わたしも、スンニャターヨガスタジオを
10年、20年続く、活気ある場所に
愛情を込めて育てたい、という想いがあるから。
Facebookはほとんど使用せず
ブログも週に一回更新され
シンプルなホームページと
メールマガジンがあるのみ。
なのに、開催するイベントやクラスは
いつも満員。
その理由は、
「それでもやり続ける覚悟」と
「自分自身への信頼感」にあると、
お話を伺っていて感じました。
◆それでも、やり続ける覚悟
16年、という歳月の中で
「やすらぎの部屋」は
まるで一人の人間のように
美保さんとコオさんとともに
すくすくと育っていったようでした。
お二人のご自宅で
フラワーエッセンスやヒーリングの仕事をすることから「やすらぎの部屋」は静かにはじまり
やがて自宅から離れた場所に移り
他の場所でもお仕事をされて
その時、その時の絶妙なめぐり合わせによって
現在の活動スタイルに。
その道はもちろん、決して平坦ではなく
「キラキラ」「楽しそう」といった
一側面だけ語ることは到底できず
人知れず傷ついて
生きる価値さえ分からなくなるほど絶望し
この先、どうなるのだろう…と途方に暮れるような出来事についても
淡々と語ってくださいました。
そして、エピソードを語りながら
この「片手間ではできない仕事」
この「苦しく、絶望することもある仕事」を
それでもやりたいか、やるんだと
覚悟を決めるきっかけになるような出来事だったと
話してくださいました。
働き方はひとつじゃない。
会社に勤めることだけが人生ではないし
みんながみんな、起業すればいい、とも思わない。
超短期間で結果を出したがる有象無象が
SNSじゅうに乱立し、
それを目にするたびに
わたし自身心底嫌気がさすなか
(嫌気がさすってことは、わたしも気になってるってことじゃん…と、そこでまた嫌気がさす)
あの場所で語られたことは、
「はたらく」という
人生のかけがえのない一部分を、
ひたむきに、静かに
向き合われたお二人だからこそ
色濃く印象に残りました。
◆自分自身への信頼感
16年、という歳月の中で
「やすらぎの部屋」は
まるで一人の人間のように
美保さんとコオさんとともに
すくすくと育っていったようでした。
「わたしや、旦那さん、子どもと同じで、
やすらぎの部屋にも、人格があるように感じるんです。
だから、わたしがこれイイ!って思ってやろうとしたとしても、
やすらぎの部屋の意思に反するものであったとしたら、それはうまくは運ばない。
どんなことをしたいのか、よく耳を澄ませるんです。」
そんな風に、美保さんが語るそばで
わたしは激しく頷きました(笑
やすらぎの部屋にも
わたしと同じように意思がある…と
知っている、ということは
常日頃から
美保さんが、美保さんご自身の声に
丁寧に耳を傾けているからこそ、なのだろうなと感じました。
わたしも、その大切さをとても感じるし、
スンニャターヨガスタジオにも
わたしとは別の人格や意思、性格があると
わたしも感じるんです。
むかし、ネパールに住まうOSHOという僧侶の方が「人は1日8000回思考する」と話していました。
もし8000回思考しているとしたら、
取るに足らないことも、なかには混じっているでしょう。
けれどひとつぐらいは、
とことん考え抜くにふさわしい
価値ある思考があるかもしれない。
それはきっと、
「どうしたら、わたしは幸せになるだろう」といった類の思考なのではないでしょうか。
わたしは今も、
それについてとことん思考しています。
大小様々な幸せがある。
小さいものから叶えていく。
大きいものは、時間を気にせず
大きい幸せを細分化し、
部分的に叶えたりして
好機を待つ。
叶えていくうちに、
一時的に分離したように勘違いしていた
わたし自身との距離が縮まって
わたしはまた、幸せになる。
すると、
スンニャターヨガスタジオの声が
かすかに聴こえる。
わたしは、耳を澄ませる。
その繰り返しなのだな、
それを良しとしていいのだな、と
わたしの心にも
やすらぎが訪れました。