茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
先日、牛久スタジオで開催したワークショップの時に、
参加者さまからこんなご質問をいただきました。
ヨガをしている間、
「鼻から息を吸って」
「鼻から息を吐いて」とガイドされるけれど、
敦子さんはクラスのあいだ、
口から息を吐いていますよね。
それって、なぜですか?
そうなんですよ。
そうなんですよ。
わたし、ヨガクラスや瞑想クラスのあいだに、
よく口から息を
スーーー…
ハーーー…と吐いています。
そのため、生徒さんも
私につられて口から息を吐くことがあったり、
「鼻と口、どっちから息を吐いたらいいの?」と、内心戸惑う方もいらっしゃいます;^_^A
ぶっちゃけてしまうと、
吸う息と吐く息を意識していただければ、
息を吐く時は鼻からでも口からでも
どちらでもOKです。
けれど、
わたしが口から息を吐くのには
ある理由があるんです
ヒーリング(あるいはアニカ)を受けた方は、よくわかると思うのですが
ヒーリング中、わたしはものすごく呼吸が大きく・深くなります。
とにかく、たくさんの空気が必要で
一呼吸、一呼吸で最大限まで空気を取り込み、吐き出します。
鼻から吐く状態から
やがてどこかのタイミングで
(時には自分でも気づかぬほど自然に)
口から吐く状態へと呼吸が切り替わっていくんです。
ヨガクラス、瞑想クラスでも
参加者さまお一人おひとりのお体と
空間全体をヒーリングするために、
ヒーリングをしている時と同様のスタイルで呼吸しています。
ヨガを熱心に学んでいた20代のころ、
師匠から教えていただいた呼吸法のほとんどは「鼻」で行うものでした。
鼻で呼吸をするのには、
メリットがたくさんあるんです。
たとえば
鼻の通りが良くなり、
鼻本来の働きが活発になるので
右鼻と左鼻から脳天に通る神経(「イダ」と「ピングラ」と言います)が活性化し、
思考や感覚が冴えます。
呼吸が深まるだけで、
瞑想の体感は全然違いますし
(ものすごく気持ちいいんですよ!)
身体の痛みや不調もフッと消えていきます。
そのため、ヨガクラスや瞑想クラスでは
「鼻から息を吸って」
「鼻から息を吐いて」とガイドしています^^
ゼッタイに鼻で呼吸をしなければならない!…というわけではありませんが、
クラスの間はぜひ、
(できれば日常生活でも)
鼻で呼吸をすることを意識してみてくださいね
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