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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
スンニャターヨガって結局何なのかというと
せっけんで洗えないところを洗うこと。
薬で治せない傷を治癒すること。
絆創膏を貼ることができないところにある傷を、元に戻していくこと。
なんです。
私の身体が知っている苦しみは、
私の心が覚えている苦しみは、
世界中の苦しみに比べれば、ちっぽけなものかもしれない。
けれど、もしその苦しみを差し出されたら
私は触れよう。
どんな苦しみがあるのか
私の全てのリソースを使って
感じてみよう。
苦しみがスルスルと抜けてきたら
自分で自分を感じられるように
アシストしよう。
どんな想いも、どんな傷も
自分で触れられるように。
いつか、私を必要としなくなるまで。
スンニャターヨガは、勇気のヨガなんです。
(前回の記事はこちら。)
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2012年のアクシデント。
1月に勤めていたヨガスタジオが閉鎖し、
職を失い
子宮にチョコレート膿腫事件から3ヶ月。
突然、父が亡くなりました。
私たちの結婚式の一ヶ月前のことです。
3年経った今も、実感しきれないくらい
急な出来事でした。
強くて、頑固で、母のことが大好きで
いつも誰かのために一生懸命働く父が、
なぜ?
そこでいつも思考がループしてしまうんです。
私は大学3年生の頃から、
父とうまく話せなくなりました。
私は、ヨガを仕事にしたい。
それを全面的に反対されたからです。
心配の裏返しとはいえ、
私は猛烈に反抗しました。
とうとう私の仕事について理解しあえないまま
父とは別れてしまいました。
唯一、父を悦ばせられたのは
旦那さんと実家に結婚の挨拶をしたことでした。
「まじめで、やさしい人と一緒になれて
ほんとうによかった」と言っていたことを
あとで母から聞きました。
その後、新婚旅行中に妊娠がわかりました。
眠気や微熱にうなされながらも
お腹に宿った、小さな命に
心が躍りました。
けれど、お腹の中の赤ちゃんの成長が止まってしまい
流産手術を受けることに。
手術のまえの内診で、
お医者さんに
ものすごく不意打ちで
お腹の中を強く突かれて
そこで、
張り詰めていた
我慢していた気持ちが
パチンっとはじけてしまいました。
そうしたら、
不安な気持ちでいっぱいになって
涙がボロボロ出てきました。
全身麻酔を打たれ、
あっけなく手術は終わってしまいました。
抜け殻になったような気持ちになって
それからずっと
家でぼーーーっとして過ごしていました。
流産手術の1ヶ月後
下腹部の強烈な痛みに耐え切れず
病院へ行くと、子宮内膜炎とのことで
1日だけ入院することに。
悲しいまでに、ボロボロでした。
身体のことや心のことについて
必要なことをしよう。
そう決めて、旅に出かけました。
ああしたい、こうしたいという想いは置いといて、
自然のなかに、自分を浸すんです。
必要なことは、必要なタイミングでやってくるなんてよく言うけど
ほんとうにそうだと思う。
もう少し、続きます。
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