病院へ救急搬送される時のこと

どうしても病院へ行く前にお風呂に入りたいと娘に言って、沸かしてもらっている自分がいました。

でも入りたい気持ちに反して、どうしても身体が動かず 入ることはできませんでした…

まだ何日もお風呂に入らず、今の状態で人前に出ることを拒否していたと思いますが、もうあきらめるしかありませんでした。

娘が119へ電話をして すぐに救急車が到着。 救急隊員の方が三人で部屋に入って来られ いくつかの質問に答えると同時に 担架に乗せられ外へ運ばれました。

この時はしっかりと記憶があり、救急車のサイレンの音を聞いたご近所の方々が 何事かとたくさん集まり、私の様子をじっと見られていて すごく嫌な気持ちで 見てほしくないと思っていたことを覚えています。

病院へ着いた時には まだ意識がありましたが、しだいに薄れていったようです。

気がつくと いつの間にか病院のパジャマを着て おむつをして 導尿の管の通った状態でベッドの上へ横たわっていました…

つづく