毎日雨が続くと憂鬱になってきますね。 湿度が上がるとイライラも増してきます。 でも、こんな季節こそ、食生活に力を入れることをおすすめします。 食欲不振や倦怠感などの症状を解消する食べ合わせと、元気が出る食材をご紹介していきます。

 

雨の日が続くと、憂鬱でダルい気分になりがちですね。こんな時、何を食べたら元気が出るでしょうか?この時期は、気分をすっきりとさせてくれる食べ物を多めに食べるのがおすすめです。たとえば、トマトの酸味は胃酸の分泌を促し、たんぱく質の消化を助ける効果があります。また、トマトのカリウムには塩分の排出を助ける働きがあるので、高血圧を予防する効果や、抗酸化作用のあるリコピンは疲労回復にも効果があるほか、野菜や豆類の栄養素であるメチオニンも含まれています。その他、アルコールの分解を助けるので、肝臓の負担を軽減します。それから、ナスは体の熱を取り除き、精力を高める効果がある食べ物です。血栓を効果的に予防するだけでなく、目の疲れも和らげます。

 

つまり、夏の野菜は雨の日のダルさを取る強力な助っ人なのです。でも、魚や肉を食べたい場合はどんな食べ方をすればよいのでしょう?そんな時は、旬の獲れたてのアジを選ぶと良いでしょう。新鮮なアジをぶつ切りにして、味噌や生姜などの調味料で和えて調理したり、揚げて南蛮ダレをかけたりすると美味しいです。食欲がなくてもさっぱりと食べられます。また、ニンニクと一緒に焼いた銀鮭やすった生姜を添えた焼き鮎は ご飯ともよく合います。 ブタ肉の生姜焼きやユーリンチー(鶏肉の油漬け)など、薬味たっぷりの肉料理もお勧めです。生姜にはとても良い薬効成分が含まれています。さらに、胃腸の不快感を改善したり、疲労感を和らげたい場合は、ニンニクも忘れてはいけません。

 

ジメジメした天気が続くと、いつもどうも体調がおかしいような気がします。そんなとき、食事で改善したい場合はどうすればいいでしょう?恐らくそれは、ビタミンDが不足している可能性があります。いりこやしらす、うなぎなどの食材でビタミンDを補うのがおすすめです。また、きのこ類にもビタミンDが豊富に含まれているので、栄養補充する食材としてはうってつけです。

 

雨が降っている朝は、体がだるくて元気が出ないときもありますね。休日のゴルフやサッカーなどの運動前にぱっと目覚める方法をご紹介します。朝食にバナナやキウイを使ってスムージーを作ると、炭水化物をたくさん補給できて頭がすっきりします。また、牛乳やヨーグルトを入れればたんぱく質を補給できます。実は、脳は睡眠中にもエネルギーを消費しています。米などの穀類、イモ類などの炭水化物が豊富な食材を摂るとより多くの体力を得られるでしょう。炭水化物を摂取すると体温が上がり、脳と体は運動ができる状態に整ってきます。その他に、血糖値を緩やかに上昇させるには肉を食べる前に、先に果物や野菜を食べるのが良いです。また、スムージは確かに体には良いですが、あまり噛む必要がありません。よく噛むことは脳の働きを促すので、たくさん噛む必要のある料理を加えることができれば、より元気を得ることができるでしょう。

 

(健康医療網より)