(写真はイメージです)
今住んでるマンションが
大型修繕に入った。
議事録が毎週のように
わんさかやってくる。
次はこうですよー、
あの工事しますよー
あんなんなりますよー
レトロ感が私が大いに気にいったから
入居した古い古いマンションは
「終」とはいかなくても
心から私が居場所として安心して住めればと
(居場所がないってのは私の感覚なの)
簡単なリフォームをいれて今にいたるわけだけれど。
好きだった手開きの玄関ドアがいつの間にか
自動ドアになっていた。 件について。
なんでもご高齢者のためだとか。
そうかあ・・・
そうだよねえ・・・
だってさ
話は聞いてたよ?議事録くるから。
でもさ
朝起きて仕事行って帰ってきたら
レンガ造りの古い古いマンションに
とても似合ってた古い重厚なドアはまたたくまに。
なんていうんだろう
なんだか取って付けたようなぺらぺらな
自動ドアになった感じで
最初、えー!?って
思ったのだけれど。
まあそれはそれで。
日々人は慣れていく。
環境に順応させてゆく。
むしろ、楽器まみれのときなんて
立ったら「すかーん!」って開いてくれて
大助かりやん!てなときもあるのは確か。
でも、なんでも「便利」になればいいって
わけじゃない
と私は思ってるんだなあ。
必要な「無駄」ってあると思うのよね。
ほんと。
さて。
話は変わりまして今回の新作
雨女のバラッド。
サンムーンはいままで
こういう曲ができませんでした。
モデルはいます。
半分は私。
半分は・・内緒
これはいつものように
私が歌うことを前提に書いた詩ではなくて
もっともっとこんなシンプルな歌詞を
叙情的に演じてくれる歌い手さんを
イメージしてるから、
産んだにも関わらず親を選ぶ子だなあ
と思っております。
行間表現が必要なんだよねえ
たとえば。
「お腹がすいた」って言葉をさらっと言うと
「そうなの?何食べる?ー♪」ってなるけれど
ああ。お腹が・・・
すいたなあぁ・・・(ほほ笑む)
って表現すると
「なにどしたの?そんなにお腹すくまで
なにがあったの?」
ってなるわけです。(私は少なくとも)
正直、夢ばっかりおいかけて口ばっかりで
ふわふわした地に足ついてない
男衆とばかりいままで付き合ってきたから
書けたともいうし。
病気になってからもう「誰かを待つ」ことを
きっぱりやめたから書けたのかも
しれませんが
こういうほとんど詩のない歌を
もっと余裕もって歌い手として
歌えたらいいなあと思います。
というか歌えそう。
ああ、やっぱり
ほら
いままでの恋愛だって
無駄のようで
無駄じゃない。
ね。
よろしければ新作を
ライブ会場で聞いてやってください。
ちょっとライブ増えてます。
よろしければカレンダーにまるっとお付けください。