先月末の大阪滞在中、久しぶりに歴史探訪してきました。
そのうちの一つに、蘭学者の緒方洪庵の【適塾】(江戸時代の建物)を見学したときのこと。
ある場所に立ったとき、私の古い記憶がカチッと開いたのです、それがこちら↓
おトイレです(笑)
いえ、トイレ全体も懐かしみたっぷりなのですが、この戸が細部に渡って母の生家と同じで、あまりにも似過ぎるので感動したワタシ
迷わず動画を取り、家族に送りました。
中の広さも同じくらいで、母曰く、おトイレの中の手前は畳が敷かれてあったそうです。
そしてもう一つ、納戸(なんど)部屋に入ったとたん、そこから見える室内がこれまた生家そっくり(もう少し小さめ)でした。
すでに生家は取り壊されてないのですが、祖父母が結婚したときに購入した家は、元々ある実業家が明治の頃に建てたもの、という話しはうろ覚えで覚えていました。が、もう祖父母も亡くなって久しく、母の実家のこともそう話題になることがなかったのですが…まさか、大阪のココで無き生家の残像が、まるでほとんど消えかかっていた火が勢いを増すかのように、私たち家族の間に戻ってくるとは!
記憶の彼方、DNAの奥にあるものが何かを訴えてくるかのようで、毎日母と話をし、母が覚えている限りを聴くお役のような私です。
その実業家の方との血縁はまったくありません。でもそんなバナナという偶然が母の人生のあちこちに見え隠れしていて、祖父母と母たち三姉妹の5人家族物語を、母が元気なうちに少しでも聞きかじっておこうと思っています。
そして、それが、なぜか、今はとても大切な時間な気がしているのです



