9月17日(水) 雨![]()
久しぶりに文庫を読みました。
「いつかパラソルの下で」 森絵都
森絵都さんの名前はだいぶ前から知っていたのに、
意外と初めて読みました。
「掴めたような気がした。
生きるということの尾尻を。」
という表紙の言葉に魅かれて買いました(°∀°)b
どこにでもあるような家族・・・
どこにでもいるような主人公・・・
どこにでもあるような悩み・・・
どこにでもあるような事件・・・
とっても「日常」なんだけど、深くて味わいがある。
人生っていろいろあるけど面白い。
そして最後には、なんだか心温まる感じがする。
そんな作品でした。
森さんの情景描写は、いろいろな物に例えてあって面白い。
そして登場人物のキャラも特徴があって面白い。
それが物語りに移入してしまう理由なのかも。
また、先日読んだ「八日目の蝉」と同じように「離島」が登場する。
同じように特別で懐かしい意味合いを持つんだけど、
なんだか本当に離島に行きたくなる!!
それくらい私にも「島」が懐かしく思えてくるから不思議!
いざ行ったら・・主人公の気持ちになって島巡りできそう(笑)なくらい・・・
とにかく、こちらもオススメの1冊になりました☆
