3月30日(日) 雨![]()
先日読んだ高橋歩さんの著書「愛しあおう。旅にでよう。」
に引き続き「LOVE&FREE」を読みました。
ちょっと順番が逆だけどね・・・ヽ(;´ω`)ノ
LOVE&FREE~世界の路上に落ちていた言葉~ 高橋歩
「愛しあおう。旅にでよう。」は
去年、歩さんが一人で日本旅をしたときの記録だったけど、
この「LOVE&FREE」は1998年11月~2000年7月にかけて
結婚後すぐに、奥さんのサヤカさんと世界数十カ国を旅した記録です。
オーストラリア、東南アジア、ユーラシア、ヨーロッパ、アフリカ、南米、
北米、日本・・・と
旅中に残した詩と写真の中から気に入ったものをまとめた1冊。
自分が立ち上げたサンクチュアリ出版社を人に譲り、
すべての肩書きをリセットしてから世界放浪スタート。
しかも結婚したばかりの奥さんとの二人旅・・ということで、
奥さんと向き合い、自分とも向き合い、
更に世界各国の人々とふれあい、新しい自分を発見できた旅だったようです。
そんな「LOVE&FREE」から
またまた私のお気に入りの詩(言葉)をご紹介しますヾ(@°▽°@)ノ
『サヤカの喜んだ顔が、好きだ。
ごちゃごちゃ能書きをたれる前に、
まずは、この女性を喜ばせることから始めよう。』
『ゴミ処理場から始まる旅
ある国に着いたら、ゴミ処理場に行って、ガラクタを集め、
そのガラクタを焼いたりつなげたり組み合わせたりしながら
創った作品を路上で売り、
作品が売れてお金が出来たら、また次の国へ行く。
しかも、作品の売上の一部を少額ながらその国の恵まれない子供
達のために寄付し続けてる。
何年も、そんな風に旅を続けながら、世界中にファンを増やし
続けているアメリカ人アーティストと友達になった。
「どんな想いを作品に込めてるの?」って聞いたら、ひとこと。
「LOVE&PEACE」だって。』
『核
たくさん食べることはない。
一匹の魚を骨まで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おいしさ」がわかるから。
たくさん読む必要はない。
一冊の本を文字が溶けるまで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おもしろさ」がわかるから。
たくさん愛する必要はない。
ひとりの人を心ゆくまで愛してごらん。
そのほうが、本当の「愛」がわかるから。
貧しい国の豊かな人々が、
オレに、そう笑いかけている。』
『夕陽に感動する余裕を持って、毎日を生きよう。
夕陽は、いつもそこにある。』
など・・・4つほど紹介しましたが、まだまだあります![]()
行った土地土地で、感じたこと・出会った人に特徴がありました。
オーストラリアでは・・ワイナリーやイルカと泳いだりしながら、
それぞれの国の違いに気付いたり・・愉快な人たちを眺めたり、
東南アジアでは・・若いバリニーズたちと唄いながら
「アジア人」であることを意識し、
また、インドで自分の無力さを感じ、実際触れることで事実を知り、
愛に飢えている子供たちに涙し、
ユーラシアでは・・モンゴルの大草原で暮らし、星の音を聞いたり、
ヨーロッパでは・・ジョン・レノンが育った街を歩き、
アフリカでは・・奥さんと二人きりでサハラ砂漠を歩き、
また野生の王国で自然のリズムに身体を任せ、
南米・北米では・・小さな島へ渡り、ハワイを堪能し
極北の地アラスカでは大自然の動きを見つめ、
日本に帰ってきてからは・・
「自分と向き合う時間」を意識的に創っていく必要がある・・
と感じている。
この本を読んでて・・単純に世界旅行をしたくなった。
そして・・自分ってちっちゃいな~と思った。
なんだか・・私がいつも過ごしている生活範囲は小さいんだなぁ・・・と。
いきなり世界一周は無理なので、
生きているうちに少しでもいろんな世界を見ておきたいな![]()
