2月26日(火) 雨雨


今日は最近読んだ本のご紹介です本




「プロ弁護士の思考術」 矢部正秋


PHP新書から刊行されています。



キャリア豊富な国際派弁護士である矢部正秋さんが、


現場で鍛えた「物の考え方」を経験に基づき説いていきます。



内容は・・・



1.話の根拠をまず選りすぐるー具体的に考える


2.「考えもしなかったこと」を考えるーオプションを発想する


3.疑うことで心を自由にするー直視する


4.他人の正義を認めつつ制するー共感する


5.不運に対して合理的に備えるーマサカを取り込む


6.「考える力」と「戦う力」を固く結ぶー主体的に考える


7.今日の実りを未来の庭に植えるー遠くを見る



の7章に分けて書かれています。



読む前は、

プロの弁護士の考え方なので固くて難しいのかな・・・

っと思っていたのですが、


読んでみると私生活・仕事などに活かせる考え方ばかりでした。




この中で自分的にハッとさせられた・・勉強になった点などを紹介していきます。




まず・・・1章の中の


「われわれは、自分で考えているつもりだが、実は目の前の

出来事にとらわれ、ただバタバタと一日を過ごしている。

目前の些事を過大視し、将来の大事を軽視して、誤った処理

をする。重視すべきことを軽視し、軽視すべきことを重視する

のが人の習い性である。」


という文・・・



まさしく私かも?・・なんて思っちゃいました。


日々の慌しさの中で選んだり決定してきたことは


本当に考え抜いて辿ってきた道なのか・・・?


目の前の問題にとらわれすぎてないか・・・?



今のことに一生懸命で、未来という大きな枠で考えてないことが多いのかもしれない・・・



“行動力がない”と悩んでいたときもあったが、


ここでは逆に行動しすぎることで思考を弱めること


あえて行動しないことの大切さも説かれている。



でも思考ばかりで頭デッカチになって


何も先に進んでいなかった・・・なんて人も多い。



行動することも大事だし、物事をじっくり考えることも大事。



例えばビジネスで決定・判断をしなければならないときも


聞いた話を鵜呑みにするのではなく


自分でとことん調べて考えて順序立てて行動に移すべき。




チャンスとそうでない時の判断が難しい。



でも忙しさに追われていると、この判断を間違ってしまうことがある。



後で気付いて反省し軌道修正できれば良いが


判断間違いを何度も繰り返していくうちに


自分の求めていた未来とはズレてしまうことになる。



これが会社の経営者なら、


会社どころか従業員や社員たちまでに影響してくるから恐ろしい。




物事をよく見て順序立てて行動することは大事だな~と改めて感じた。




また、この他に2章の


「オプションが多ければ多いほど心理的に落ち着く」


これは、一つの事柄に対して多くの選択肢・手法を用意しておくということ。




そして3章の


「学問、政治、宗教を問わず、何も考えずに権威のいいなりに

なってはいけない。またよく考えずに、伝統や社会的な規範に

したがうべきでもない。自分の頭で考えよ。事実を直視し

ものごとの実際のありさまにもとづいて、自分の考えと行動を

決めよ。(ジョン・ロック)」


常識を常に疑い、自分で考える習慣を育てることが直視には大切。




5章の


「もし周囲をよく観察すれば、現実はいつも予期せぬことが

起きているのがわかる。あまりにもたくさんのことが起きている

ので、その意味はわからないが、予想できない方向で衝突しあう

のは自然なことだ。世の中は必ずしも合理的な場所ではないし、

秩序あるようには動かない。人間は、それに気付かなくてはならない。」


人生は予想外の繰り返しなので、「マサカ」を想定して行動することも大事。




など・・・その他にも参考にしたい思考術はたくさんありましたひらめき電球




この本を読んで


「いつもちゃんと考えていたかな・・・?」


と単純に感じました。


考えることの深さ・大切さ・そして考える技を教えてもらった1冊でした。