8月11日(土) 晴れ
昨日から前編・後編に分けて放映されていた“はだしのゲン”
昨日は、ゲン一家の暖かい様子と
そこに迫る戦争という恐ろしい影と
戦争に反対する父(中井貴一)の様子
そして、ゲン達が住む広島に原爆が落とされた所で終わった。
2時間、テレビに釘付けになり
久しぶりにドラマを見て泣いた・・・(iДi)
なのに・・・今日の後編
ビデオに撮り忘れたぁーーーーー▄█▀█●ガーン
出先で携帯のワンセグ(やっと役に立った)で見ようと心みたけど
2時間ずっと見ている訳にもいかなくて
感動の最後を見逃した~~~。(´д`lll)
でも、なんだろう
考えさせられることがたくさんあった。
私は8月6日生まれなので、
小学校の夏休みの登校日には、
必ず黙祷と戦争に関する映画等を見せられていた。
“はだしのゲン”も
アニメ版で見ていたので記憶には残っていた。
確か幼い自分には、原爆が落ちた後の映像は
アニメでも生々しすぎて、怖かったのを覚えている。
だから人より戦争に敏感なような気がする。
実際、戦争映画は好きだ。
好きというか・・・考えさせられることがたくさんある。
絶対的に思うこと・・・それは
2度と戦争は、してはならない!!!!!!
ということ。
今も他の国では戦争している国があるが
人の命を奪うことは、絶対するべきではナイと思う。
戦争後に、国が統一されたり発展したりすることもあるだろうが
命を奪い合う戦いは2度とあってはならない。
日本は、それを経験しているんだから
同じ過ちはしてはいけない。
だんだんと戦争を経験した人が少なくなってくるが
こういうことは大切に受け継がれなければいけないと思う。
私は戦争を経験していないけど、
戦争映画を見ていると
その当時の人の精神力は凄まじいと思う。
まず、生きることに一生懸命。
米も満足に食べれない人がたくさんいて、
お国のためにと、我慢して働いて武術を身につけて。
国のために命を惜しむのは恥ずかしいことだとされた。
成人男性は、有無を言わさず戦地に行き、
愛する母国や人や家族を守るため命をかけて戦い
敵に向かっていった。
想像するだけでも、すごい精神力だと思う。
そして残された母は子供を守り、家を守り、
子供たちも食べるものもナイ中、国の勝利を信じていた。
すごい時代だと思う。
今の自分が恥ずかしくなる。
こういう映画・・・というか実際にこの国で起こっていたことを見ると、
自殺とか、やる気がないとか、犯罪とか、小さな悩みとか・・・
何をやってるんだろうって思えてくる。
戦争時代に生きた人は
勉強したくても戦争に行かなければならなかった。
食べたくても食べれなかった。
生きたくても生きれなかった。
現代の日本人は、ほとんどの人が
満足に食べれて、暖かい場所で眠り、充分に勉強できる。
そして、自分という人間について考える時間がたくさんある。
生活が満足に出来るようになった今、
ちょっとの精神不安で、ストレスで、犯罪や自殺という形で命を絶ってしまう事件が多い。
他人が人の命を奪うなんて絶対にあってはならない。
そして自ら命を絶つことも絶対にしてはならない。
犯罪や自殺をする勇気があれば、自分のために人のために
もっとできることがあると思うのに・・・。
私は、こういう戦争映画を見ると
“戦争は2度と繰り返してはならない”
と思うと同時に
“もっと頑張って生きなさい”
と言われているような気がしてくるのです。
そして、この“はだしのゲン”のような家族愛。
現代の人も見習うべき、大切なことだと思います。
自分の親を殺したり、自分の子供を殺したり
今の世の中はちょっとおかしい。
いや、ちょっとでは済まされない犯罪が多すぎます。
当たり前のことに“感謝”する気持ちを忘れ、
みんな自分のことばかりになっている。
私も人のことは言えませんが、
自分のことのように隣の人も愛せるようになったら
世の中も変わってくるのではないかと思いました。