昨日、「チャレンジにおっさんとか関係ない」という記事をお伝えさせていただきました。

今回は、その際のサッカー日本代表前監督の
西野朗さんの講演会のお話で感じたことを
もう一点お伝えさせていただきます🍀

講演会は「チームマネジメントと組織論」
という演題でした💡

西野さんはW杯本大会の2ヶ月前という前代未聞の時期に代表監督に就任されました。
しかも、就任前は日本サッカー協会の技術委員長をお務めされていて、代表監督を評価して、解任する側の立場でもありました。

言わば、解任した側の本人が新たな代表監督を務めるという、本人も周りからも違和感のある就任だったそうです😅

そのような立場で、しかも2ヶ月もない準備期間の中で、どのようにチームづくりをしていくか考えられました。

そこで西野監督が特に大事にされたのが、
理想の戦術ありきではなく、今いるメンバーの長所を引き出して、それをチームとして最大限に活かすことでした。

その特徴として、ミーティングでは一人一人の選手に考えや意見を必ず出させたそうです。
普段活発に意見を出さない選手、ベテランや若手に関係なく、必ずどういう考えを持っているか伝えさせたそうです。

そして、監督自身は理想の戦術や戦い方を押し付けずに一歩引いて、活発に議論をさせて
その中から方向性を固めていかれました。

何より試合には出られないと思われている選手を大事にされて、一人一人信頼していると伝えることを意識されたと仰いました。

試合に出場する選手、出られない選手、
コーチや用具係のスタッフ、
帯同される調理シェフまで関わる人を
大事にしてチームづくりをされました。

感じたことは、パワハラ報道など今の日本の世の中のニュースからみても、
「おれのやり方はこうだ。このやり方についてこい」という上から押し付けるやり方は
今では求められていないようにも感じます。

西野さんが日本代表のチームづくりをされたように
「一人一人の長所を引き出して、周りを大事にしていく」組織づくりを行なうことが
ますます求められていくかもしれません。

今回はW杯でのお話でしたが、会社や施設などの職場や団体などの組織づくりでも大切なお話でした。

講演会に当選して、拝聴することができたことに本当に感謝です✨