アバド指揮

 

 

カラヤン指揮(音源がレコードなので雑音が入っています)

 

 

キーボード練習の仕上げに、合奏をしました。

ハンガリー舞曲5番の中の8小節だけですが、4パートに分かれて和音を弾きました。

テンポが2小節ずつ変わるところです。

 

指揮に合わせる。

まわりの音を聞く。

 

という難しい内容でした。

こんな合奏は経験のない子ばかりですので、うまくできるはずありません。

指揮者が手を上げて用意してもあちらこちらで音を出してしまい、

合奏が始まらないこともしばしば。

それでも指揮者希望はたくさん出てくれて、みんなで一つの和音を作る楽しさと難しさを経験しました。

 

そして今週、本物の演奏(カラヤン指揮)を聞き、動画(アバド指揮)でオーケストラの演奏を見ました。

子どもたちは集中してよく聞き、映像も熱心に見入っていました。

 

音がピッタリ合ってる!

オーケストラの人数すごい!迫力ある。

指揮者が目つむってる!踊ってるみたい。

 

そして「指揮者によって違う感じになってる!」なんていう高度な意見も飛び出しました。

また、指揮者の真似をすることで、テンポが目まぐるしく変わるこの曲の特徴も体感できたようです。

 

鑑賞は、何書いていいかわからないから苦手

 

4月の段階でそういう意見がチラホラありましたが、

 

先生、カラヤンもう1回聞きたい!

僕はアバドの方が好き。

 

こんな意見も飛び交いました。

ほとんどの子は何かしら心に響くものがあったようで、充実した鑑賞の授業になりました。