朝、駅のホームでのこと。


「乗車位置」という床にあるサインの上に立って電車を待っていた。

私はの一番先頭にいて、既に、後ろに人が数人並んでいた。


ホームは少し狭くなっていて、

私があまり前に出て並ぶと人が通れなくなってしまうから

私はほんの少しだけ後ろに下がって、

人通りの邪魔にならないよう並んでいた。


と、そこへ女性が歩いてきたと思ったら、列を無視して私の目の前に立った。



なんとなんとー!



あまりのことに、とっさに言葉が出なくて口がパクパクした。



人が何人も列になって並んでいるのが見えんのかー!

何故普通に列の一番前に入る!


おかしいでしょー!



いや、どうせ混み合ってる電車なんだから

一人くらい前にいようといまいと変わらない、

そんな状況だったら気にしません。


が、ここの駅と言うのは微妙で、

やってくる急行列車はたまに、空席があったりする。

それも、1つ突然ポツンとあったりなかったり。


つまり、自分の前に誰かいるかいないかが

命取りになるわけです。


そこで意を決して



「すみません、横から入らずに

後ろに並んで頂けますか」




なんて格好よく、とっさのアドリブで言えるほど、

頭の回転は速くないダウン


そこで代わりに


「ゴホゴホっ」「んっんー」


と咳払いをして相手を威嚇出来るほど、

度胸もないダウン


出来たことと言えば、

立ったまま、両手をグーにしてプルプル悔しがりながら、



「後ろに並んでくれ!」



という視線を送るだけ。


もちろん彼女の後頭部はそんな念なんて、

全く感知しないダウン


と、そこに急行電車がやってくる。

これで最後の一席を彼女がしたり顔でゲットしたら、


あたし悔しくて今晩寝れないかもっ!叫び

ハンカチくわえて、キーってやってやる!!


と思って地団駄踏んでいると、

ラッキーなことに電車は結構混んでいて空席なんてなかった。



ゴォォォォーーール打ち上げ花火

良かったーあドキドキ 神は私を見捨てなかった天使



と心底他人の不幸を喜びながら、

お気に入りのドア横のスペースをゲットする。


それにしてもです。

何がびっくりしたって、随分とつまらないことにイライラしている、


自分の器の小ささドキドキ


いやーどんだけミニサイズの器なのって話です。


常識のない人が一人くらい横入りしたって

そんなの気にしてたら、ストレスで生きにくくなるのは自分なのにね。

もう少し大人になって



「仕方のない人ね。フフフ」



なんてさらりと

モナリザの笑顔で流すこと、次回は出来るだろうか?

いや、無理。(反語)


それどころか、舌打ちはどうだろうひらめき電球とか検討する始末。

だめだこりゃ。














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