悲しみに明け暮れる暇もなく、再びカウンターに並ぶ。
あのアルゼンチンのおっさんがいないことを確認して、並ぶ位置にも気を付ける。
JFK行のフライトで抽選結果を待っていたオセアニアのRちゃん一家が
別のアメリカンのカウンターの辺りに見えたので、
両手で大きくバツを作って、私は落選したことを伝えると、
Rちゃんもバツを作ってきたので、やはりダメだったことを知った。
で、結論から言いますと、
とりあえず次の日のLA行のフライトのwaiting list に名前を乗せてもらうことが出来た。
そして、Waiting list に名前を乗せた後は何をしたらいいのか、
明日の何時ごろに当選者の名前を発表するのか、などを聞いた。
お姉さん曰く、今日リストに名前を載せても明日また空港に来てカウンターに並び、
「私は本当にここでスタンバイをしています」ということを伝えなければならないらしい。
そこでやっと「スタンバイするであろう人」から「スタンバイしている人」というStatus となり
正式に、席を確保できるチャンスが発生するらしい。
なるほどなるほど。
それってのは、早めに来たりすると、その分乗れる確率は上がるんですか?と聞くと
早く手続きをして頂ければ、その分名前が上になりますので
そういうことになるかと思います、という返事だった。
ちなみに並んでいる間、Rちゃんが私の所に来てある情報を教えてくれた。
それは、どうやら今日はエアライン側が安くホテルの部屋を提供してくれるらしい、ということ。
なんとなんと!床に寝ないで済むんですか?
大々的に発表がされなかったのは、多分人が殺到するからなのだろうか。
それで、諸々の手続きを済ませた後に、エアラインのお姉さんにきいてみた。
「部屋を提供していると聞いたんですが、まだ余っている部屋はありますか?」
するとお姉さんは「ああ、まだあったかな・・・」とボソっと呟いたので、
私のテンションは急激に下がってしまった。
お姉さんはなにやら小走りにどこかへ消えてしまい、その間ショボンとして待っていると
お姉さんは小さな紙を持って、再び小走りで戻ってきた。そして
「最後の一部屋が空いていました」と伝えてくれた。
お姉さん、ナイスー!!!!う、う、うれしい・・・涙
そんな訳で、千葉に住んでいる弟さんの家に行くと言っていた
オセアニア一家のRちゃん達と連絡先を交換し合い、
また明日、なるべく早めに空港で会おうと決めて、バイバイをした。
一度自宅に帰る、という手もあったけどその時ですでに21時を過ぎていた。
明日は出来るだけ早く来て、カウンターで続きをしなければならない。
地震の直後なので、交通手段は物凄く限られている。
今から帰れたとしても夜中の12時をすぎるだろう。
そもそも電車もバスも運休オンパレードで、帰れるのかどうかさえ怪しかった。
翌朝だって、8時に成田に到着するように自宅を出るには、
それこそ6時過ぎの出発とかを目指さなければいけない。
12時過ぎについて5時起き・・・
この私がそんなに早く起きることが出来るのだろうか?
いや、ムリ。
そもそも、今から自宅までこの荷物とスキーの道具なんか担いで、帰宅できるのだろうか?
いや、ムリムリムリ。
そんなわけで、往復の旅費よりも、ホテルの部屋代の方が安いという事情も後押しして
ここはホテルで1日寝ることがベストな選択肢だと思われた。
そしてホテルでゆっくりとお風呂にでもつかって体を休めよう、と思った。
でも、現実はそんなに甘くはなかったです。はい。